田尻 健二
タジリ ケンジカウンセリング のコラム一覧
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オウム返しのような伝え返しは特殊な場合を除いては、ほとんど役立たないと思います
最初にTwitterのツイートをこちらにも転載させていただきます。 カウンセラーに一番大切なことは、まずは緊張せずにリラックスすることだと思います。 ガチガチに緊張しながら懸命にオウム返しのような伝え返しをしたところで、お客さんは自分の話が理解されたと思うどころか、おそらく「この人、本当に大丈夫なんだろうか」と専門家としての能力を疑うでしょう。 これを読まれて当たり前だとお感じに...(続きを読む)
カウンセラーはクライエントの不安や心配の内容をよく吟味する必要があります
最初に以前のTwitterのツイートをこちらにもシェアさせていただきます。 不安や心配だからこそ人はそれを何とかしようとする、つまり不安や心配は問題解決のニーズを生み出すエネルギーでもあります。 ですからたとえそれらが主訴だったとしても無条件にすべて取り除いて良いわけではありません。 よってカウンセラーはその内容をよく吟味すべきだと思います。 こちらは実はとても重要なことです。 なぜなら多くの...(続きを読む)
完璧主義で苦しむクライエントさんのカウンセリングのコツ(その2)
完璧主義で苦しむクライエントさんのカウンセリングのコツの続きです。 前回のコラムの最後に書かせていただいた次の文章への答え(具体策)が今回の内容となります。 (完璧主義で苦しむクライエントさんに対して)カウンセラーに必要な態度は「~しなければならない」「~してはならない」という代わりに「~でも良いんじゃないですか」という受容を促すメッセージです。 ですが、このような態度を完璧にこなそうとは思わな...(続きを読む)
完璧主義で苦しむクライエントさんのカウンセリングのコツ(その1)
カウンセラーが完璧を目指すこと自体が、クライエントさんの完璧主義的思考を促してしまう… 前回投稿しました「カウン セラーは人格者である必要はない」というコラムの中で「カウンセリングではカウンセラーがクライエントさんから理想化されるがちのため、カウンセラーの態 度が意識的・無意識的にクライエントさんに、それが人間の理想的な態度であるかのような印象を与えてしまう」と書きましたが、今回はこの事を利用...(続きを読む)
カウンセラーは人格者である必要はない?
先日、ある心理療法のセミナーでドキッとするような話を聞きました。 「カウンセラーは人格者である必要はない」というのです! カウンセラーというのは心に関する専門家のはずですし、お客様にアドバイスしたりするのですから、そのような立場のカウンセラーは専門知識だけでなく、できるだけ人格的も優れていなければならはずです。 それが「人格者である必要はない」というのです… もっとも、これには理由があります。...(続きを読む)
占い依存に陥りやすい方の特徴と依存からの脱却方法
占い依存に陥りやすい方の特徴 少し前のNHK「あさイチ」で、占い依存のことが取り上げられていました。 私見では自分の判断に自信が持てない方が占い依存に陥りやすい傾向があると思います。なぜなら、このような方は必然的に誰かや何かに判断の拠り所を 求めざるを得なくなりますが、身近な人にあまりも頻繁に判断を委ねますと、相手の方の負担になってしまい、人間関係にヒビが入りかねません… そのため、お金...(続きを読む)
B-plusの取材で山本美憂さんと対談しました
東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。また一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。 WebマガジンB-plusの取材で山本美憂さんと対談: 私事で恐縮ですが2月に当カウンセリングルーム「心理カウンセリングの部屋」がB-plus(ビープラス)という社会人の方向けのWebマガ...(続きを読む)
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