田尻 健二(心理カウンセラー)- コラム「企業が求める人材が大きく変化して来ているのでは?」 - 専門家プロファイル

田尻 健二
お望みの人生の変化への効果的なお手伝いが私の仕事です

田尻 健二

タジリ ケンジ
( 東京都 / 心理カウンセラー )
心理カウンセラー・産業カウンセラー・夢分析家 
Q&A回答への評価:
4.4/44件
サービス:15件
Q&A:84件
コラム:48件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
090-6183-2335
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

企業が求める人材が大きく変化して来ているのでは?

- good

社会問題 2013-06-26 20:31

少し前のNHK「クローズアップ現代」の特集「人生に寄り道を~今注目の“ギャップイヤー”~」を見て興味を惹かれたことがあります。

それはギャップイヤーと呼ばれる、学生時代にボランティア活動の経験があるような人々を採用するようになった理由です。

 

番組によれば従来このような人たちは「協調性がなくて使いづらい」などとして敬遠されてきたのが、ここ最近、困難な課題に直面した時などの問題解決能力を期待されて、むしろ積極的に求められるようになってきているのだそうです。

 

ここで注目すべきは、従来はなぜ敬遠されてきたのかということです。

ボランティア活動に参加されるような方は「社会の役に立ちたい」という(社会的)使命感を感じて自らの意思で活動されている方が多いと思われます。

 

しかし、そのような人が従来は「協調性がない人」と判断されていたということは、裏を返せば「自らの意思を積極的には示さない、あるいは持たない人」が周囲の人に合わせられる協調性がある人と考えられてきたことを意味すると思われます。

 

そ してギャップイヤーと呼ばれるような人がむしろ積極的に求められるようになってきたということは、企業がこれまでの、自らの意思を積極的に示したり持ったりしない、言葉を変えれば「主体性 がない」人よりも、より主体的に自らの意思で様々なことにチャレンジできるような人を求めているようになってきた証のように思えました。

これはとても大きな変化だと思います。

カテゴリ 「社会問題」のコラム

カテゴリ このコラムに関連するサービス

レッスン・教室 自己分析個人レッスン

料金
4,000円

カウンセリングの実務経験5年以上の産業カウンセラーによる、新宿近辺の比較的空いているカフェを利用した自己分析の個人レッスンです。
就職・転職向けの自己分析では得られない、より深い自己洞察を目指した、心理カウンセラーのトレーニングにも適した自己分析の個人レッスンです。

自己分析個人レッスン
プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム