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50代以上の8割超が、将来は「要介護」の危険
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脚・腰元気に、介護予防!
2009-07-15 11:10
介護が必要になる運動器の障害は、関節の軟骨がすり減って痛む「変形性ひざ関節症」、腰の骨同士がぶつかる「変形性腰椎(ようつい)症」、骨粗しょう症が代表的ですね。
都心部と地方の方合わせて約3,000人を対象にこの3疾患の有症率を調べたところ、
50歳以上でいずれかの疾患と断定された人は87%に達したそうです。
年齢別では、50歳代で67%、70歳代は96%と加齢に伴い急増しています。
運動の機能に影響する二つ以上の疾患を持っている人も50歳以上は51%。
60歳以上の発症者のうち、痛みなど自覚症状のない人も約7割いたそうです。
YOMIURI ONLINE記事:足腰弱り将来は「要介護」50代以上の8割超…東大調査
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090701-OYT1T00286.htm
介護予防には、一般的にまず「筋力をつけること」が言われます。
確かに、ある程度は「筋力をつけること」が必要なのですが、
しかし、実際に街中を見ると、すごく痩せてて筋力がなさそうなお年寄りでもスタスタと何の問題もなく歩いていたりしますよね。
そもそも介護が必要になる膝痛や腰痛の代表例である「変形性ひざ関節症」や「変形性腰椎症」などがなぜ起こってくるかといえば、元々膝や腰の関節(骨と骨とのつなぎ目)の角度が悪くなっているために、軟骨が磨り減ったり、骨同士がぶつかったりするけです。
したがって、実は膝や股関節、骨盤、腰椎部などの関節角度が適切な状態を維持できているということが重要なことがなんですね。
最近は「筋力をつけること」ばかり強調されているため、
「筋肉が弱っている」「筋力をつけなきゃ」といって中高年でもスポーツジムに通ったり
積極的に運動をしている方が多くみられます。
しかし、筋肉強化を目的とするあまり実際は関節に不適切な運動であったり、運動のしすぎであったりして、かえって各関節角度を悪くしてしまうケースも少なくありません。
本当は、
1.まず脚や腰の関節角度が適切な状態かどうか(「身体のゆがみ」などがないか)をしっかりと分析した上で
2.これらを適切な角度に整えて
3.それを維持できるようにある程度の筋力をつけておく
というのが「正しい介護予防」の仕方なんですね。
上記東大の報告からすると、50代以降の方は、定期的に脚や腰の関節角度を適切な状態に整えるとともに、ある程度筋力が落ちないように注意しておきましょう。
脚・腰元気に、アンチエイジングそして介護予防です!
「身体のゆがみ」をくわしく分析するには?
http://profile.ne.jp/pf/kawaikinkeitai/column/detail/35986
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http://profile.ne.jp/pf/kawaikinkeitai/column/detail/28985
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http://profile.ne.jp/pf/kawaikinkeitai/column/detail/45875
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