フレキシブルな大きなリビングルーム(個室は増やせる)3
-
加藤幸彦(エス)です。
さて「大きなリビングルーム」。
将来、ライフスタイルや家族構成が変ったときに、ど真ん中を貫く「柱」と「梁」をガイドにして個室をつくる..というアイディアです。
ここで僕が強調しておきたいのは、
これからは「自分でリフォームする」という選択肢がある、ということです。
むき出しにつくられている構造体に、必要な間仕切やスクリーンを直接取付けるだけですから、比較的簡単。DIYで十分可能。
近所にホームセンターがなくても、今はインターネットを使えば、だいたいの工事材料は手に入りますし、お手軽に済ませるなら、イケアの家具や間仕切システムをつかうのもアリじゃないでしょうか。
自分たちで、ライフスタイルと空間をつくっていく。
そんな愉しみ。
この住宅作品「「House Huckleberry Finn」は、1〜2階合わせて約60㎡強の小さな家。
小さいけれど、いや、小さいからこそ、
自分たちで将来、色んなチャレンジができるように設計したのです。
1つだけの「答」は、もう見つからない時代です。
ライフスタイルや価値観の変化に対して柔軟に向き合っていくことが、とても重要なのだと僕は考えています。
前回までの記事:
→http://profile.ne.jp/w/c-71666/
→http://profile.ne.jp/w/c-71843/
***************************************************
参考ブログ:
→OPEN-G日記「小さな家に、大きなリビングルームをつくる」
http://www.open-g.net/weblog/2012/03/post_291.html
→OPEN-G日記「この時代に「小さな持ち家を建てる、ということ」
http://www.open-g.net/weblog/2010/04/post_221.html
エスのWEBSITE(official)
「デザイン・設計の事例」のコラム
「間取り集・プラン集」・スマホ対応にしました!(2019/07/31 18:07)
デュアルリビングルーム〜2つのリビングをつくる(2019/07/10 17:07)
神奈川県茅ヶ崎市「海のいえ、風の工房」(近作紹介)(2018/05/06 08:05)
杉並の2世帯住宅(近作紹介)(2018/05/06 08:05)
「クウソウノイエ」作品ページをアップしました。(2015/05/14 05:05)
このコラムに関連するサービス
住宅ボリュームチェック!!家づくりを「間取り」からスタート!
【東京エリア・家づくり体験】どんな間取りをつくるのか?そこから始めましょう!
- 料金
- 10,000円
今年こそ始める「家づくり」。
このサービスでは、「間取り」をスタートポイントとした家づくりを建築家・加藤幸彦(エス)が支援します。
現在の生活のご様子、メンバー構成、将来の計画などを個別に診断したうえで「間取りスケッチ」を短時間で作成し、ご家族に必要な建物の「ボリューム=容量」をチェックします。