加藤 幸彦(建築家)- コラム「ウッドデッキ床材(その2)・セランガンバツ材」 - 専門家プロファイル

加藤 幸彦
テーマは「環境的居住空間」「小さな家」「リノベーション」。

加藤 幸彦

カトウ ユキヒコ
( 東京都 / 建築家 )
一級建築士事務所エス 代表
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ウッドデッキ床材(その2)・セランガンバツ材

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デザイン・設計の事例 2012-03-23 11:00

加藤幸彦(エス)です。


ウッドデッキ材、次の素材は「セランガンバツ」。

インドネシアを産地とする南洋材です。

硬く、表面の目も詰っています。


非常に耐久性が高く、割れやへこみも発生しにくいものです。

オスモカラーやキシラデコールのような浸透性塗料で仕上げることもありますが、エスでは無塗装とすることがほとんどです。(参考:レッドシダーは塗装する場合が多いです。→前の記事へ

セランガンバツは、南洋材特有の風合いがあって、ラフな雰囲気。素足で使う場所にはあまり向かないと思います。できれば、履物をつかってほしい。


無塗装で使う場合の注意点があります。

それは、「アク」。

施工後、雨によって内部の茶色いアク(色素)がどんどん出てきます。そして、その雨水の処理ルートをキチンと考えておかないと、そこら中にその痕が残ってしまいます。

そしてさらに、日光にさらされている場合、紫外線の作用によって、わりと早い段階で色は抜けてしまい「シルバーグレー」という枯れた色に変わります。

これはこれでいい感じなのですが、もともとの茶色の雰囲気が好きな方はちょっとガッカリされることもあります。それを防ぐには、紫外線をある程度カットしてくれる保護塗装をしたほうがいいでしょう。


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関連コラム→「2階ウッドデッキテラス(建ぺい率に算入されない方法)」

http://profile.ne.jp/w/c-69031/



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