- 加藤 幸彦
- 一級建築士事務所エス 代表
- 東京都
- 建築家
-
03-3334-3843
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
加藤幸彦(エス)です。
エスの住宅では、外部(ベランダ、屋上、中庭など)で、ウッドデッキをつくる事例が多くあります。
その床の素材は、使用環境や、内部の部屋との連続性、周辺環境とのマッチングなどを考慮して、いくつかの候補の中からセレクトしています。
いちばん使用事例の多いのが「ウエスタンレッドシダー材」。
現場ではかんたんに、レッドシダーと呼ぶことが多いです。
北米産の樹種で、米杉(ベイスギ)とも呼ばれますが、杉ではなくてヒノキの仲間。表面はやわらかくて強度はあまりない樹種ですが、肌触りが比較的良く、耐久性も良好、塗装もしやすい素材です。
価格は高くないほうで、木目もあまりキツくないため、広い面積に使う場合は、おもにコレです。
上の写真が、作品「小鳥が自由に飛びまわる、大きなリビングルーム」の2階ベランダ。
外壁も同じレッドシダー材。塗装は、床も壁も全面的にオスモカラー(自然塗料)を使っています。
素足で歩くと、足触りがとてもいいです。
下の写真は、作品「ハクサン・リノベーション」。
築40年の木造家屋の屋根の上につくったウッドデッキテラスです。
こちらは、屋根がないため、耐久性とメンテナンス性を少し考慮してキシラデコール(合成系)を使っています。仕上がり感などは、前者とそれほど違いません。
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このコラムの執筆専門家
- 加藤 幸彦
- (東京都 / 建築家)
- 一級建築士事務所エス 代表
テーマは「環境的居住空間」「小さな家」「リノベーション」。
建築の価値観が大きく転換しつつある今、社会的価値観とクライアントの個性を同時に重視し、「美しい空間デザイン」がどうあるべきかを常に問いながら設計活動をおこなっています。
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