加藤 幸彦(建築家)- コラム「狭い土地で2世帯住宅は可能か?」 - 専門家プロファイル

加藤 幸彦
テーマは「環境的居住空間」「小さな家」「リノベーション」。

加藤 幸彦

カトウ ユキヒコ
( 東京都 / 建築家 )
一級建築士事務所エス 代表
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狭い土地で2世帯住宅は可能か?

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デザイン・設計業務 一戸建て住宅 2019-06-16 15:32

さて、いきなりのお題ですが、可能なんでしょうか?
結論から書いてしまいますね。
「可能」です。

まずは下の図を見てください。
私がここ10年の間で設計した30件ほどの木造住宅のデータです。
家族構成と家の面積、階数、土地面積をグラフにまとめてみました。

図中、②は2階建、③は3階建。
赤色が「2世帯住宅」、緑色が「単世帯住宅」。
都市計画において一般的な住宅地での容積率は、ほとんどが80%または100%。少し多めの容積率が設定してあるエリアで150〜200%(平均160%)です。
また、容積率が低いほど「建物の高さ制限」が厳しくなる...それも考慮して上のグラフを見てください。
いろんな面積帯に分布しているようですが、よく見ると分布傾向ははっきり読み取れますね。


では、この図をグループ化して整理してましょう。
以下のことが分かります。

【第1グループ】「小さな家」容積率80〜100%
→土地50〜100㎡・建物50〜100㎡のコンパクトハウス。
→2階建の単世帯住宅。
【第2グループ】「ゆとりある家」容積率80〜100%
→土地100〜200㎡・建物100〜150㎡のゆったりハウス。
→2階建の単世帯住宅、2世帯住宅が混在。
【第3グループ】....
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