山本 雅暁
ヤマモト マサアキグループ
『調べる』スキルの獲得・向上に関するポイントについて
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皆様、
おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。
昨日、9月14日(火)に横浜関内で「インターネットで入手できるデータを活用した効率的・効果的な市場調査」セミナーを開催しました。
受講者数は、約20名でした。
セミナー後のアンケート結果を見ますと、総じてセミナー内容についてご満足いただけたと考えています。
今後、更にブラッシュアップして、セミナー内容の充実を図ります。
11月27日(土)に10時から17時までの6時間セミナーを予定しています。
これは、座学では無くてネットにつながったパソコンを操作してもらいながら、Webサイトからデータ・情報検索、収集を体験して、スキルを身につけてもらうワークショップ形式のセミナーです。
セミナータイトルは、以下の通りです。
『~「調べる」とはこういうことだったのか! ~ 「ネットで入手できるデータを活用した効率的・効果的なマーケティングリサーチ」「データの在りか」「探しかた」「調査の注意点」が分かる』
特徴は以下のようになります。
・ハンズオン形式(実際に操作していただきながら講義を進行)
・事例・ケーススタディ、実習を多く取り上げることによる高い学習効果
今年の春に行って、非常に高いご評価を頂きました。
「調べて、分析しまとめる」事は、理論ではなくスキルです。
本セミナーでは、そのスキルを基礎から学んで体得してもらう事が主目的です。
セミナーの詳細や申し込み方法は、下記Webサイトをご覧下さい。
URL;http://seminar.bit-a.jp/openseminar/marketing20101127.html
さて、本日は、『調べる』スキルの獲得について考えを述べます。
これについては、昨日のセミナーでも質問がありました。
調べる事について、これをやれば完璧だと言う方法はありません。
しかし、向上させる方法はあります。以下の通りです。
1.何について調べるか、調べる項目と自分が現在知っていることを明確に理解する。
漠然と調べたいでは、作業が膨大になり、得られる結果も限られます。
調べるには目的があります。
この目的と調べる範囲や項目をリストアップしましょう。
ビジネスの場合、調べる項目は、「企業」、「人」、「業界」、「市場」、「商品・サービス」、「顧客」が対象になります。
2.自分の情報源リストを作り、維持強化する。
ビジネスの場合、所属する業界や市場の「常識」があります。この「常識」に基づいて、自分の情報源リストを作って、ここから1項であげた調べる項目の情報収集を行います。
情報源リストは、常に最新のものにしておく事が大事です。
3.情報の収集
統計調査結果や、会社や業界団体のWebサイト、調査報告書、新聞記事などから、情報集を行います。
4.分析・検証・判断
得られた情報を整理し、過不足分や客観的かどうか、一貫性があるかどうかなどの観点から、情報を取捨選択し、検討、分析します。
5.4項のあとに、2項の情報源リストの更新を行い、不要なものの削除と新規に必要なものの追加を行います。
Webサイト上の情報の中には、ある時期、サイト上で閲覧できても、検索エンジなどの変更で見えなくなることがあります。
そこで、重要な情報は電子化しておき、手元のパソコンや外部ハードディスクに貯めておくようにします。
この時に自分で分類分けしておき、後で検索しやすくしておく事が大事です。
よろしくお願いいたします。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁
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