山本 雅暁(経営コンサルタント)- コラム「"経産省,ものづくり技術で中小を支援 1000億円規模"に関する考察」 - 専門家プロファイル

山本 雅暁
起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上

山本 雅暁

ヤマモト マサアキ
( 神奈川県 / 経営コンサルタント )
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
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"経産省,ものづくり技術で中小を支援 1000億円規模"に関する考察

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助成金・補助金・融資 助成金・補助金 2010-08-21 13:11

皆様、

こんにちは。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

8月21日付の日経新聞に『経産省、ものづくり技術で中小を支援 輸出関連、1000億円規模 』のタイトルで記事が掲載されました。

こう言っては何ですが、政府がやっとまともな中小企業対策を検討し始めたと思います。
本日は、この記事に関して考えを述べます。

記事の主な内容は以下の通りです。

『経済産業省は政府内で検討している経済対策の一つとして、輸出関連の中小企業支援を盛る方向で調整に入った。ものづくりなど技術開発に対する助成と事業資金融資の拡充が柱。経産省は中小の輸出企業にとって円高の打撃は大企業より大きいとみており、人材や技術の基盤を守り、国際競争力を維持するための支援が必要と判断した。

ものづくり支援では、製品化に向けた試作品の開発から販路開拓までの中小企業の取り組みを対象に、費用の一定割合を支給。降雪の試験研究機関に製品のテストを依頼する際も一定額を補助する。金利や鋳造といった基盤技術の研究開発計画について、国の認定を受けた企業を支援する事も検討。規模は数百億円~1000億円程度を想定している。

中小企業金融では、民間金融機関の融資に信用保証協会が100%保証をつける緊急保証制度の保証枠を拡大する方向。日本政策金融公庫などが中小企業に低利融資する『セーフティネット貸付」貸付枠の拡大や貸出金利の減免も検討する。。。』

私は、昨年来、複数の中小企業が『ものづくり支援』制度を活用して、試作品の開発や事業化を行うプロジェクトを支援して来ました。
採択されたプロジェクトは、現在実施段階に入っており、その進捗管理も支援しています。

『ものづくり支援』制度は、ある程度の技術力をもった中小企業にとって、非常に使い勝手の良いものです。

勿論、厳格な審査を経て採択されるわけですから、相応の技術力と実現可能性を持ち、事業計画書を判りやすく書くノウハウなども要求されます。

昨年に行われた『ものづくり支援』の予算枠が残りましたので、今年に追加募集があり、私の支援企業も応募して採択されました。
今、年度末に向けて猛スピードで試作品開発を進めています。

この『ものづくり支援』制度が再度実施されることは、お金が無くて新規開発・事業化が出来ない中小企業にとって朗報です。
中小企業は、販路開拓の領域まで、他社と連携するなどして、事業化のめどをつける気構えが必要です。

この補助金の募集が始まりましたら、積極的に応募しましょう。
私の支援をご希望される方は何時でもご連絡願います。

願わくは、補助率が全必要経費の9割くらいまで高まる事を期待します。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁

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