納谷 新(建築家)- コラム「母と子の家は、とりあえず平屋」 - 専門家プロファイル

納谷 新
「Why」を突き詰めると、家の本当の役割が見えてきます

納谷 新

ナヤ アラタ
( 建築家 )
納谷建築設計事務所 
サービス:0件
Q&A:0件
コラム:57件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
※ご質問・相談はもちろん、見積もりや具体的な仕事依頼まで、お気軽にお問い合わせください。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

母と子の家は、とりあえず平屋

- good

母と子の平屋 2007-02-16 00:00
最後に構造の話をしたいと思います。

法的にこの住宅はコンクリート造になるのですが、部分的にコアとしてコンクリートにしているだけで、外周部は木造になってます。

なぜ全部コンクリートにしないかというと、コストアップになるからです。じゃあなぜ全部木造にしないかというと、このプラン(空間)が成立しないからです。

というわけでコンクリートと木造の混構造にしました。

コンクリート部分は、母の寝室と水周り、子の家全体となってます。このコンクリートのコアは地震に耐える為のものです。つまり母にばかり囲まれて守られているかのように見える子の家ですが、実はこの家の大黒柱として、一役も二役もかって家を守っているのです。またまたもう1つの仕掛けです。

実はこの住宅は将来2階建てになるように構造計算もしていて、すでにプランも出来てます。家族が増えても対応できるようになっているのです。とりあえず平屋なんです。最後の仕掛けとなります。

カテゴリ 「母と子の平屋」のコラム

そろそろ子の家(2007/02/14 00:02)

母の家3 スキマ編(2007/02/12 00:02)

母の家2(2007/02/10 00:02)

母の家(2007/02/08 14:02)

2世帯住宅?長家?平屋!(2007/02/06 22:02)

プロフィール対応業務経歴・実績連絡先・アクセスコラム