首の可動域

関節の可動域には

１）他動的可動域
２）自動的可動域
３）抵抗に対する（自動的）可動域

の３種類があり、これらを総合的に評価する必要があります。

１）関節や椎間板に異常がないのであれば、カイロプラクティックが有効です。矯正によって頚椎の関節の動きの制限を取り去り、筋肉の柔軟性も増すことで背骨の可動域を広げられる可能性があります。脱臼との関連性は詳しく調べてみないと分かりません。

２）頭痛にも様々な要因がありますが、首周囲の緊張が強まると緊張性頭痛が生じる場合があります。

３）顔を左右に向ける動きを「回旋（かいせん）」といいます。年齢によって異なりますが、ちわわん様のお歳であれば、他動で一方向に92〜97°前後、自動で80°前後の回旋が正常とされています。

20°とおっしゃるのは、たぶん感覚的なもので実際にはもう少し動いているのではないでしょうか。20°というと、正面を向いたままほとんど首が動かない状態だと思います。おそらく正確に調べればもう少し動きがあるのではないでしょうか。

ぜひ一度カイロプラクティックで専門的に診てもらってください。


藤原 邦康 【米国公認ドクター・オブ・カイロプラクティック】
カイロプラクティック＆ボディケア ''オレア成城'' Tel.03-6806-6684

ご質問ありがとうございます。
お困りの首の症状に関して、質問項目に沿って簡潔にお答えします。

１．子供時代からの症状と言うことで、諦める必要なありません。今からでも良くなる可能性は充分ありますし、お役に立てると思います。

２．首の症状と同時に頭痛が出てくると言うことは、関連性がある可能性は高いですが、実際に検査してみないと断定的なところは分かりません。 西洋医学の専門医で診察されているようですね。西洋医学では、骨などの構造的異常を診ていきますが、カイロプラクティックは、機能的異常という別の角度から症状を捉えていきます。実はほとんどの頭痛は、この機能的異常によって起きています。ですので一度、信頼できるカイロプラクティックの施術院へ行かれることをお勧めします。

以前のQ&A「頭痛の治療方法」をご一読頂くと、ヒントになると思います。

３．首の可動域は、一般的には、回旋60度、側屈50度、屈曲60度、伸展50度と言われていますが、個人差が多くあります。角度だけにとらわれると、本質的原因が見えなくなりますし、その角度が異常か正常かは、またしっかりとした検査をもとに判断する必要があります。
限られた情報だけの自己判断は、不安を募らせる恐れもありますので、カイロプラクティックへ行かれて専門の方に判断をしていただくことをお勧めします。

ご質問にお答えできたでしょうか。
私でよろしければ、いつでもお力になりますので、気軽にご相談ください。

山中英司

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陽開カイロプラクティック
横浜市青葉区青葉台1−3−9 東拓ビル5階
045-981-4431
http://www.hikaichiro.com/
http://hikaiyamanaka.blog73.fc2.com/
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骨に異常がないなら、チャンスがあると思います。左側を向けないというのは、運転の時に大変そうでね。

ちわわん様の年齢で、関節の可動域で制限が出る可能性があるのは、
・首の骨の変形（レントゲン上確認可能）
・筋肉の問題
が考えられます。

ちなみに頭痛は、両者で出てくる可能性があります。そのため、首の動きの悪さと頭痛に関連性がある可能性もあります。

ちわわん様の場合、画像による診断で異常がないと言われていますので、良くなるチャンスはあると思います。
ただ、首が回せなくなってからの期間が長いため、通常の人に比べて、「完全に」良くなるまでの期間がかかりそうです。

最後の質問の、「正常な可動域」というものが無くなってきています。（その為、近年、関節可動域という表現から、参考関節可動域と言われるようになっています。角度については上記の先生方が答えていらっしゃるように、人種、年齢、性別、運動歴などにより個人差がみられます。また、参考にした文献によってことなりますが、概ね70〜80度程度だと考えてください。）

現在は、左右差がほとんどないなら、大きな問題がないと考えられています。

治療法は、主に筋肉の問題がありますので、
・カイロプラクティック
・鍼灸
・マッサージ
のいずれでも対応できると思います。ただし、説明を受けて納得できなければ、別の所に通ってみてください。
２〜３回程度で、ある程度の変化が感じられると思います。

ご参考になれば幸いです。

こんにちは。

子供の頃の脱臼はきちんと治りましたか？関節が元の位置に戻っていなかったり、関節を補強する靭帯が完全に修復されていないと障害が残ることが多いです。

? まずは、何が原因でこの首の症状が出ているのかを調べる必要があります。脱臼したことが影響しているのか？それともほかに原因があるのか？
どちらにしても経過が長くなってしまっていますので、すぐに良くなるかどうかは分かりませんが、改善の余地は十分にあると思います。

? 推測ですが、緊張型頭痛という筋肉の過緊張によるものだと思います。バランスを整え筋肉を柔らかくしてあげると良いと思います。

? 他の先生が書かれているような、解剖学的に正常な関節可動域は基準がありますが、あくまでも大まかな目安に過ぎません。人によってまったく硬さは違いますから。
ちわわんさんの２０度が本当ならかなり制限されていますね。これでは日常生活にかなり支障が出てしまいます。


このような痛みや症状はほっといても治るものではありません。辛い思いをするのはちわわんさんご本人ですので早く治療してください。

もしお近くでしたらご相談下さい。

お大事にして下さい。

ちわわん様

夏の冷房や頭痛にお悩みのご様子ですが質問にお答えさせていただきます。

?諦めないですむと思われます。脱臼した後固定もしてたと思いますが、筋肉のアンバランスを起こしたのではないですょうか！恐らく成長する子供時代なので、それの影響があるかもしれません。

?恐らく?で述べたように筋肉のバランスがもとで、頚椎のぞくにいう歪みがあると思われます。当然頭痛はそれに関連してると思います。

?横に向いたときの正しい可動域は何度かより、左右捻ったときに同じなのか？痛み、ツッパリはないかが問題です。硬さは個人差があるからです。

治療すれば改善されと思われます。

ちわわん様 はじめまして
ご質問ありがとうございます。

首の可動域については、既に他の先生方が回答している通りでよいかと思います。
回旋可動域20度はかなり向けていない状態ですね。

当院でもちわわん様のように、寒い時期や夏場の冷房による冷えで筋肉が強張ったり、長時間のPC作業により首肩の痛み、頭痛を訴える方が非常に多いです。

多くの場合、頚椎や椎間板といった関節に問題があるのではなく筋肉的な問題です。
ちわわん様の場合も文面からすると筋肉的問題と肩関節の脱臼をしていますので、肩や肩甲骨の可動制限もあるとそこに首が回らない原因があったりします。

以下ご質問の回答ですが
? あきらめずに、鍼灸マッサージ、カイロ等の施術を受診されればきっとよくなるはずです。
? 筋肉が緊張しすぎて発症する頭痛ですので筋肉を緩める治療で対応可能だと思います。
? 個人差がありますし、通常は肩や肩甲骨の運動と連動した機能的可動域を診て、上体を少し回して、真後ろが見れる状態が正常と言えます。

ご参考になれば幸いです。
お大事にしてください。

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あすなろ鍼灸整骨院 http://www.karada-kobo.net
院長 岩本一哉
【柔道整復師】【鍼灸師】【細胞矯正士】（栄養学）
【NSCAパーソナルトレーナー】（CPT）
【日本構造医学協会会員】【日本痩身医学協会会員】
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