対象:マッサージ・手技療法
今年1月ころから、急に右前腕がいたくなり、ついで、上腕部が痛くなり、次に左全体の腕がいたくなりました。重いのを持ったり、ドアノブをまわしたり、文字を書くのさえ痛くてつらくなりました。すぐによくなると思ってましたが、運転中なども痛みが増してゆき、3月に病院を受診しました。腱鞘炎と診断され、リハビリ、薬、注射をしましたが、一向によくならず、違う病院に行きました。そこでは、姿勢の悪さからきていると言われました。姿勢を正して見ると確かに痛みは軽くなりました。しかし、ずっと体に力を入れておかねばならず、疲れがすごくでました。そこで、矯正ベルトをつけるようにしました。自分で姿勢を正すよりも疲れなくはなりましたが、1日中締め付けられているので、やはり疲れはあります。また、上着の首、肩からベルトがはみだして見えるのでかなり恥ずかしいです。また、就寝時に呼吸が止まって目が覚めることがたまにあります。ベルトを締め付けることによって、肺の機能がおちているのではないかと心配です。呼吸がしにくいのは、ベルトのせいでしょうか?そして、近頃左右背中の内側が痛むときもあります。就寝時、半うつ伏せの様な状態で寝ています。体は下向き、首は息ができないので、横向きなので、首に負担がかかっているのでしょうか?仰向けは呼吸が止まりやすいし、真横で寝ると、体に力が入って疲れがとれず、朝起きてあちこち痛いです。なにが原因だとおもわれますか?また矯正ベルトは1日ランドセルをかるっているようでつらいです。これが一生続くかと思うとぞっとします。しかし、はずすと腕の痛みがでてきます。ベルトをせずに治す方法はありますか?いいリハビリとかありますか?また、リハビリすると治るものでしょうか?整形外科、整体、カイロ、どこを受診すればよいですか?よろしくお願いします。
oyakoさん ( 大分県 / 女性 / 32歳 )
回答:1件
滝山 博行
鍼灸師
-
的確な診断と正しい治療とは
詳しくご説明してくださりありがとうございます。
本当にお気の毒です。
この程度の痛みを速やかに治せず、患者さんのことを不安な精神状態にならせる
医療では、国民の役に立たないどころか、国民医療は破滅してしまいます。
本当に嘆かわしい現実です。
他のご質問でもお答えしていることですが、痛みは体が命を守ろうとするための
ブレーキということを知らなければなりません。
本当は痛みよ、ありがとうと言うべきところです。
このような痛みは骨格の歪みとか筋肉の左右のバランスとかではなく、女性の疲
労とストレス、体の冷えが自律神経系のバランスを崩し、同時に婦人科系のホル
モンの不調和をもたらすことになったためであると解釈すべきです。
勿論、鍼灸治療で速やかに完治しますが、このような診立てをする鍼灸師の先生
でないと難しいと思います。痛みの部位を直接刺激したら悪化します。これは鍼
でもマッサージでも同じです。
痛みの部位は注意信号が点滅しているセンサーに過ぎません。痛みの意味と仕組
みを解明していくことが早期完治に繋がります。
体が治そうとする仕組みを上手に利用するわけです。
早期完治に必要な条件は、全身の健康状態をバランスよく整えるということです。
それには、的確な治療もさることながら、食べ物や生活上の注意事項を指導して、
きちんと守ることが大切です。
要するに、体の環境を整理整頓するということです。
どうぞお大事にしてください。
**************************************
鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-24-16
TEL 045-561-2856 FAX 045-561-2891
E‐mail info@hari.gr.jp
URL http://www.hari.gr.jp
**************************************
評価・お礼
oyakoさん
早速の回答ありがとうございました。鍼灸がいいとはおもいませんでした。今度痛みがひどいときには行ってみたいと思います。やはり生活上のすべてのことが引き金となって、いろいろな症状がでるのですね。日常生活を気をつけなければとおもいました。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A