対象:ペットの医療・健康
慢性腎不全
慢性腎不全の末期に腹水が貯まることは、珍しいですが、腎不全の他に心機能障害、肝不全もあるのでしょうか?
猫の慢性腎不全は、人の慢性腎不全と違って、腎の再吸収機能が低下して、水分がどんどん体外に出てしまいます。 猫も喉が渇いて、せっせと水を飲むのですが、それでも出る方が多いので、脱水状態になります。 このままでは、猫は干からびて、餓死してしまいます。そこで私達が、してあげることは、水分の供給です。 つまり皮下または静脈から水分を入れてあげることです。
静脈点滴は、病院でないと出来ませんが、皮下輸液は在宅でも可能です。当院では20年くらい前から実施してきましたが、近年では多くの動物病院で実施しています。 簡単な治療法で、すぐ出来るようになります。 掛かり付けの先生にご相談下さい。
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この回答の相談
18歳の高齢猫です。
腎不全から尿毒症になっていて、腹水も溜まっています。
病院の先生に延命処置はせずこのままそっと看取りたいと
伝えたところ、痙攣が起きたら連れて来るようにと言われて… [続きを読む]
Ryokoさん (千葉県/31歳/女性)
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