対象:マッサージ・手技療法
吉川 祐介
カイロプラクター
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喉の緊張を解消しましょう。
おっしゃるように、首周り、とくにのど仏周辺の筋肉が緊張すると声が出にくくなることがあります。
のど周りの筋肉は、表情を作る顔の筋肉と同じように、無意識で自律的に動いています。それは顔と同じように、気持ちの状態を「声色」として表します。
気持ちが緊張すると、自然に声も緊張したものになり、その時は喉の周りも緊張しています。
そのような緊張のパターンが、何でもない時にもでてしまうことがあります。いくつかの筋肉が関係しますが、わたしの経験的には、のど仏を上につり上げている「茎突咽頭筋」という筋肉が緊張すると、のど仏が上に上がって声を出しにくくなるケースが多いようです。
そのような場合には、耳の下からのど仏の外側をやさしく丁寧に施術してあげると声が出やすくなりますが、デリケートな部分なので、できればご自分でなさらずに、解剖学を熟知した施術師にしてもらうのがよいでしょう。
また、のど周りの筋肉が緊張しやすいパターンがそれだけで解消しない場合も多いので、頚椎と頭蓋、顎を含めたバランスを整えるカイロプラクティックケアを受けることをお奨めします。
カイロプラクティック以外にも、お奨めできるのがアレクサンダーテクニークというボディワークです。これは、もともと創始者が自分の声が出なくなったのを治そうとして生まれたものです。
どちらでも、お近くで施術しているところがあれば、一度お試しになってみてはいかがでしょうか。カイロプラクティックは国際基準を満たすカイロプラクターが施術するところを、アレクサンダーはATA公認のプラクティショナーを推薦します。
ただ、声帯や喉の医学的な問題によるものあります。もし、一度も医学的な検査を受けていらっしゃらないのでしたら、先に耳鼻咽喉科で診察していただくことをお奨めします。
吉川祐介
ウイケアカイロプラクティック藤沢
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この回答の相談
声をだすとき、喉が詰まったような感じがして声がでにくいときがあります。
人と話すときなど緊張したときにその症状が強くなったりするので
緊張によるところもあると思うのですが、1人のとき声を… [続きを読む]
mirror1013さん (兵庫県/22歳/男性)
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