未病という考え方で

ご質問ありがとうございます。
銀座ルーチェの手塚です。

排気ガスの問題については、私が答えるべきかと思い返答させて頂きます。

私は幼少の頃に国道沿いのマンションに住んでいて、そこは高速道路も通っており、非常に交通量の多い場所でした。そこに住んでいたせいで排気ガスが原因の「ぜんそく」になってしまいました。排気ガスの影響は誰にでもありますが、特にお子さんやお年寄りは抵抗力が少ないので、注意が必要です。

もしお子さんやお年寄りが一緒にお住まいでしたら、窓は閉めておいた方が良いかと思います。もし大人の方だけでお住まいだとしても、体に良いことはないので、なるべく窓は閉めておいた方が良いかと思います。

窓を閉め切っておくことの弊害としては、空気が淀んでしまう事や、もし新築やリフォームをした後だとすると、化学物質過敏症やシックハウス症候群などの、工事の際に出る化学物質が部屋に溜まってしまって起こる症状が考えられます。あと気分的な閉塞感もあるかと思いますので、窓は閉めても、カーテンは閉めずに、太陽の日差しは部屋の中に入れるようにしましょう。内装もなるべく爽やかにすることも意外と大事かと思います。また、空気を綺麗にする精油(アロマオイル)を使ってみるのも良いかもしれません。

その他のアドバイスとしては、交通量の少ない早朝に窓を開けて空気入れ替えをし、それ以外は窓を閉めて、部屋に空気清浄機を付けたりすると良いかと思います。

私の専門としている東洋医学では、呼吸器系を強くするには皮膚を強くする事が大事と考えます。そこで、乾布摩擦は皮膚を丈夫にし、呼吸器系を強くするのでお勧めします。(ただし皮膚に病気のある人(例えばアトピーなど)はやらないで下さい)

ご参考になれば幸いです。


*****************************************
はり・灸・マッサージ治療室　銀座ルーチェ
手塚　幸忠　(てづか　ゆきただ)
http://www.ginza-luce.com/