明るさはバランスも大事にしてください。

はじめまして、まゆまゆまゆ様。
ｲﾝﾃﾘｱｺｰﾃﾞｨﾈｰﾀｰです。

和室の照明器具にお悩みのとのこと、今回のようにLDに隣接している和室は1室としてプランしていくことになり、照明などは難しいですよね。

明るさの件とデザインの件に分けて回答をさせていただきますね。

まず、明るさの件、単純に計算をしていくと、現在LDには白熱灯で400Wの器具が付いていて、1畳当たり30Wになります。
それに対して、和室は白熱灯100Wの器具が付いていて、1畳当たり16Wになります。

これだけを比べても和室はLDに比べて暗さを感じてしまいます。

明るさは部屋毎の明るさのバランスが大事です。

今回の間取りでは、和室にももう少し明るさが必要か、もしくは器具の形や電球の種類を検討することで明るさを取り込む方法があります。

器具の形が下向きのシェードのものだと天井面を照らしてくれないので、部屋全体が暗くなります。
また、電球が白熱灯だとろうそくの光にたとえられるように影が出やすいので、お話にあったような押入れの中をのぞいた時には自分の影で中は真っ暗になるでしょう。
その場合には電球を蛍光灯にしていくことで解消されるでしょう。

LDにお使いの器具も白熱灯かも知れませんが、器具を2個付けることにより補完しあい影ができずづらくなっているので気にならないのかも知れません。

それと、デザインの件ですが、お話にあったようなGLASS BOLL2のものが良いのではないでしょうか?
デザインが主張しすぎず、LDと折り合いが良いと思います。

和室は洗濯物を畳んだり子供がお絵かきやブロックをしたりと洋室に比べて床面の明るさが要求されるお部屋です。

この部屋だけ、シンプルな天井付の蛍光灯のタイプを付けてしまうのも、デザインの面、明るさの面でも安全パイではあります。
その分、雰囲気を楽しむためのスタンドを置いておく、というコーディネート方法もありますね。

是非、楽しんでプランしてくださいね!