対象:住宅設計・構造
「外壁材について」アドバイス
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まず初めに、外壁に限りませんが建築工法にはそれぞれ一長一短があるので全てが良いというのは難しい。短所はあるもの、選定にあたっては長所を大切にしてください。
リシン吹きつけは粒の入った塗装の一種で色合いや「ざらざら感」などは幅広く選定できるのは利点。いずれ塗り替えも必要になるのでこの点は弱点です。気密性の高い住宅ではできれば通気工法がお勧めです。ダイライト(ダイケンの通気ボード)自体も通気性が大きな利点になっています。モルタルを塗るとこの利点はなくなります。もしするなら、ダイライト・シート・胴縁(通気層)・ボード(塗り壁用)・塗装という工法になります。(この場合ダイライトを省略する方法もあり、耐震性などとのからみもある)コストはどうしてもアップしますが私はこうします。
サイディングはメンテナンスがほとんど不要なこと、軽いこと、通気工法に適していることが長所です。(メンテナンス不要と書きましたが、一部コーキングを用いるのでこの部分はいずれ必要) デザインは既成品から選ぶしかないのですが、その性格上どうしても柄(凹凸模様)があります。柄や色の好き嫌いかが大きな問題になります。サイディングの場合はその種類も問題、実はとても(値段に)幅があります。値段はメーカー、厚み、色、工法(釘か金具か)によります。あまり安価なものは避けたほうがが良いと思います。
まとめると、性能重視ならサイディングだがその種類の選定は慎重に。塗り壁が好みなら、若干の性能ダウンを甘受し、できれば通気工法に、ということです。
評価・お礼
なみへい さん
回答ありがとうございます。
コストアップはするというだけでいくらかは聞いていないので聞いてみます。でもどらくらいのUPなんでしょう・・・ダイライトは変更依頼した後に水分透過率?がいい事を知りました。
ひょっとして金額UPしなくても元の構造用合板の方がよかったのでしょうか?本当は見た目だけで言えばモルタルなのですがサイディングもするなら15mmとか金具留めなんかも選びたかったのですが予算上厳しい可能性大です・・・
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