対象:住宅設計・構造
地盤改良または杭で
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こんにちは
最近は、市街化調整区域のしばりが緩くなり、山を切り崩した大規模造成工事をあちこちで見かけます。
がっちりした高い擁壁に土を詰め込んだ状態ですので、長期間を通して考えると土が締まって沈下することは珍しくありません。
均等に沈下すれば家は傾きませんが、不同沈下を起こすと厄介ですね。。
対策として「土を地盤改良」する場合と「支持層(硬い地盤)まで杭を打つ」などいくつかの方法がありますが、八納先生も仰るような地盤保証会社が工法をいくつか指定してきますので通常の基礎・地業工事より予算を多く見積もっておくべきと考えられます。
以上が3に対する回答となりますが、1.2の状況からみると埋め戻された土は粘土質で透水率が少ないため水溜りができ、水抜き穴から水が出てこないとも推測できます。
建売物件で既に家が建っている場合は、''どのような基礎・地業工事がされたか''、''地盤調査結果(柱状図)はどのようだったか''など専門家に確認してもらうと安心ですよ(^^)
斜面上の家はマイナス面ばかりでなく''景観がよい''場所が多いので、ステキな家づくりができるといいですね。
ご参考まで
やすらぎ介護福祉設計 斎藤
評価・お礼
kent さん
非常に分かりやすい説明ありがとうございました。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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この回答の相談
初めて、質問いたします。全く素人の質問で申し訳ございません。
初めて一戸建てを購入しようと考えており、
候補の住宅についてご質問させていただきます。
北斜面で、切り土と盛り土の両方行っている地… [続きを読む]
kentさん (神奈川県/39歳/男性)
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