対象:住宅設計・構造
色んな側面があると思いますよ
色んな考え方があると思います。
私が考えるエコ住宅の基本は「地球にどれだけ優しいか?」ですね。
例えば、構造体で言えば木造、鉄骨造、RC造とありますが、そのなかでも
自然と共存できるのは、木を活用する木造でしょう。木のライフサイクルを
上回らない範囲だと、地球環境とのバランスが取れると思います。
逆にRCだと、解体時は産業廃棄物となります。
エコを考える時は、その家を解体するときまでのことを考えるのが重要です。
廃棄する金額もすごいですが、自然に戻らない材料は地球には優しくないですよね。
あとは、二酸化炭素(CO2)を製造時などに発生しにくい材料などはCO2
問題などから考えると大切だと言えるでしょう。詳細はエコ材料に関して
積極的な建築家などの専門家に聞くのがいいと思います。
もう一つ挙げるなら、家を使っていく上でどれだけのエネルギーを使用するか?
です。電気・水道・ガス代などを押さえるという意味と、地球資源を無駄にしない
ためにも、これらの費用のかかりにくい方法を考える必要があります。
例えば、断熱材の仕様を上げて冷暖房日を押さえる。
雨水などを活用した中水利用。ソーラーを活用した電力発電や暖気活用など
色んな方法があります。
エコに取り組むと、どちらかというとはじめは財布から出て行くお金は増えるかも
知れませんが、地球環境を守る意味と、将来の子孫のためには大きな財産として
戻ってくるでしょう。
八納啓造 拝
回答専門家
- 八納 啓造
- ( 建築家 )
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
家を建てるにあたり、「エコ住宅」と呼ばれるものに興味があります。環境に配慮し、かつ快適に暮らせる住宅にするには、どういった工夫が必要でしょうか。実際の例があれば教えてください。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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