対象:マッサージ・手技療法
心と体の両面から捉えると・・
よく寝違えで枕や寝かたが原因とお考えになることが多いですが、ポイントは、多くの場合、同じ枕で同じように寝ているのに寝違えてしまう点です。
睡眠環境が原因ならば毎回、寝違えてもいいように思います。
睡眠環境が寝違えを作り出す素因にはなりますが、根本的原因は違うところにあると考えた方が賢明です。
では、何が根本的原因になるのか?
個人でさまざまですので一概には言えませんが、最近、または寝違えた日の前後、「すごく忙しい」、「不安・心配なこと」「我慢していること」、「ストレスを強く感じていること」はありませんでしたか?
私たちの意識は、4%が顕在意識、残り96%が潜在意識・無意識と言われています。
起きているときは、4%が優位に出ているのですが、寝ているときは、96%に抑圧した感情が優位に出てきます。
すると、寝ているときに無意識に神経系が緊張を起こし、過度に緊張していたりします。
人によっては、歯軋りをしたり、うなされたりする場合もあるでしょう。
私の治療院で診る寝違えのケースでは、「仕事のストレス」が多く関わっている方に多く出会います。ストレスによる緊張を施術により切り替えるのが、回復への近道ですが、そのような機会が無い場合は、自分の心に意識を向けて、リラックスするのをお勧めします。
また、ストレスによる過度の緊張を取るエクササイズもありますので、ご興味がありましたら、お問い合わせください。
山中英司
回答専門家
- 山中 英司
- ( カイロプラクター )
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
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