対象:インテリアコーディネート
床座スタイルで広々と暮らす
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。
LDKのスペースでリビングエリアが実質10畳程度という住居(たとえばマンションや企画住宅など)はよくあると思いますが、そこにダイニングテーブルと3人掛けのソファなどを置けばもういっぱいいっぱいという感じになってしまいますよね。 だからといって小さなテーブルやソファをレイアウトしても窮屈で使いにくく、寛ぐこともできず、かえって快適性を損ねてしまいます。
同じような状況で私が以前提案した事例をご紹介します。 写真の事例は、狭いリビングでできるだけ広々と暮らす方法としてデザインした「床座スタイル」のタタミソファです。 フローリングの上に15cm高のタタミスペースを設け、そのタタミの上にさらに15cm高のクッションをプラスしてソファとしても使えるようデザインしたものです。
食事もここでとれ寝転んで寛ぐこともできる合理的な発想です。 キッチンに面した既存カウンターにはスツールを合わせ、タタミコーナーとの低い(高さ70cm)間仕切り収納で囲むことでダイニングカウンターとしても機能するようにしました。
「和」のテイストが好きな方にはよりオススメのスタイルです! 参考になりましたら幸いです。
(写真にあるリビングテーブルや階段型リビングボードは私がデザインしたオリジナルの家具です)
回答専門家
- 酒井 正人
- ( 東京都 / 建築家 )
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
(現在のポイント:5pt)
この回答の相談
10畳のリビングに置くソファを探しています。狭いリビングにはどういったソファがいいのでしょうか? 狭いリビングのインテリア全般についても、ポイントがあれば教えてください。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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