ソファーは色だけではなく!!

こんにちは。
STUDIO KAZの和田と申します。

ソファーの色に関してですが、インテリアを構成する部材はすべて、色と素材、大きさ、形状によりバランスをとることが望ましいと思います。
たとえば、同じ「黒」といっても、革とファブリックでは全然雰囲気が違いますし、革の黒もメーカーによって色が変わります。ツヤの有る無し、強く張ってあるのか、緩やかに張っているのか、背もたれが高いのか低いのか、奥行き、ボタン止めなどの装飾、肘掛けの大きさ、脚の素材と見え方など、考慮するポイントはいくつかあります。
白に関しては黒よりも色幅があります。スーパーホワイトからベージュに近い色まで一般的に「白」と呼ばれてしまいます。
床の「ヴェンゲブラック」も真っ黒ではなく、「限りなく黒に近い茶色」といった色だと思うので、光の具合では黒でなく、茶色に見える瞬間もあるかもしれません。
ですから、白系を選ばれる時もスーパーホワイトではなく、オフホワイトを選ばれた方がなじむかもしれませんね。

ここで、あえて「私だったら」という話をさせていただくと、できれば背もたれの高さが低いタイプのソファーで、革であれば「つや消しの黒」をお薦めすると思います。またチャコールグレーのファブリックをお薦めするかもしれません。
その上で、奥様のおっしゃっている通り、クッションや植物、小物、などで色を使うことを提案するかもしれません。また、ラグはあえて、オフホワイトか薄めのグレイッシュな色のものを合わせます。そして、カーテンに派手な色を使ったりして「遊び」を入れることもあるかもしれません。

本当は、このようなことは実際にお会いして、ちくわさんと奥様、お子様とお話ししなければ、ちゃんとした提案はできないのですが、「例えばこんなコーディネートもあるよ」という程度で参考になさってくだされば幸いです。


それでは、ご新居のコーディネートを楽しんでください。