多くの場合で申し上げます。

今、お母様と一緒にいらっしゃることがとても幸せで、今年は就職したくないのですね。
そして、お母様は遊びにいくのは今年が最後だとおっしゃっているのですね。

一般的で多くの場合で申し上げます。
この通りにされるかどうかはご自身のお気持ちを尊重されて、行動をいただければと思います。

退職されて３ヶ月間は一番就職しやすい時期です。
というのも働く意欲を持って就職活動をするならば、妥当な期間だと企業は判断できるからです。

一般に自己都合で退職した場合、失業給付は最初の３ヶ月間は給付制限があり、その間に就職すると一定の条件はありますが再就職手当を受けることができます。

通常給付制限が終わってから失業給付をもらい、それから就職活動をすると実際に働き始めるのは半年以上先となってしまうのです。

ですから半年以上就職していない状態の方は「ブランク」があると思われる可能性があります。

面接時に面接担当から「この半年間、活動しなかった特段の事情があるのかな？」と心配されるかもしれません。

その事情を理解してくれる会社であればいいのでしょうが、最近の就職状況から考えるとどの業界も応募者が多く、どうしても条件の良い他の応募者の採用を優先しやすくなってしまいます。

ご年齢的にも「イチから人を育てるつもり」のある会社なら充分正社員として採用がありますし、来年に再就職をされるのなら半年以上就職しないブランクをどうお答えになるか準備しておくと良いかと思います。

お母様との生活はこれから先も続いていくことですし、もっと永くいろいろな楽しみを持ちたいとお考えならその先の資金のことなども含めて、お考えになる方向は決まってくるかと思います。