賃貸マンションは、更なる悪化は避けられませんでしょう

不動産投資のアドバイザーをしている野口です。

kinochi様のような、節税目的でマンション経営をしその不振に悩まれている方が多く、全国的に広がっています。

マンション管理会社が倒産したとの事、分譲した会社ではありませんか？4年前に1,300万円以上で購入されたマンションが、現在売却すると200万円とは、極端ですね？

マンションの所在や状況が判りませんが、4年前は、リーマンショックで大きく金融資産や不動産が下落しつつあった時です。これ以降更にワンルームマンションも下落が続き、更にoofice賃料を初めマンション賃料も下落に歯止めが掛かっていません。

東京でも、4年前と比べると価格は15％～、賃料は10％～下落しています。金利も比例して低下しているでしょう。地方は東京よりやや遅れ下落しています。人口も減少時代に入り、ワンルーム需要の世代である学生～30代世代は更に減少しており、以前より供給過剰はいがめません。

この情勢を判断し、脱却したい人が多くいますが、「売却価格ーローン残高ー売却費用＝補填額」となり、補填金額が賄えず、更に泥沼にはまってしまう人がいるのも事実です。


kinochi様の2戸で年間50万円の持ち出しは、軽症の方です。しかし、これより悪化するのか、回復する手立ては無いのかは、マンションの詳しい状況より、現在までと将来の予測にキャシュフロー試算する必要が有ると思います。

「売った場合は200万ーー」とは考えがたいですが、マンション所在地の専門家に御相談されることをお勧めします。2千万円以上の大きい金額ですから、確りとした価額、賃料、管理が今後を予測したキャシュが重要になってきます。

　個別には、http://www.iriscon.co.jp