- 敷浪 一哉
- 有限会社シキナミカズヤ建築研究所
- 建築家
対象:住宅設計・構造
情報が無いなりに色々調べてみました(主にYou Tubeなんですけど)。
実際ニュースで報道されている何倍、いや何十倍の大きな規模の問題なんだろうということはわかりました。
国が国を統治して自分のものにしている というのは、実際は他の国でもたくさんあるでしょう。実際日本も、政治のレベルではアメリカのそれに近いかもしれません。しかし、相手を尊重した統治であれば(そんなものは存在しないのかもしれないですけど)よいのですが、チベットで行われていることは、チベット民族が代々築いてきた文化や宗教に、無理やり中国を押し付けていること。
「チベットよ立ち上がれ」と簡単に共感してよいものなのか。
どうしても、立ち上がることでどれだけの犠牲がでてしまうのかということを考えてしまう。しかし、それと天秤にかけてもまったく揺るがないくらいの、それだけの弾圧を受けているのだろうか。その現実、実態は少しずつわかってきたが、まだ、僕の右手の拳が高々と天に突き上げるところまで行っていないのが現実。それが、当事者との温度差であり、日本との距離であり、小さなときから「人は人、自分は自分」とか「小さな親切大きなお世話」とかの精神が植えつけられてしまっている自分のネガティブな感情。
そして今日も身の回りの現実をこなすのに精一杯になってしまった・・・。
さて、どうやって立ち上がろうか。
建築家としてやれることはあるのだろうか。