存在感増すチークの扉 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

村上建築設計室 
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建築家

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存在感増すチークの扉

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イエノイエ
アプローチをぐるりと進み、イエノイエの建物の正面へ出ます。

建物の正面はに面していて、もっとも猛烈な風が海から吹きつけるところ。そこで、防風と開放感を両立させるため、深い軒と両袖の壁を設け、空気のバリアをつくるようにしました。さらに、屋根と壁の間には、光と風が抜けるスリットを設け、吹き上げてきた強風をそのまま屋根の上に抜くよう計画しました。

このスリット、晴れている時は写真のような直線的な光が差し込み、時間の変化と共に、玄関まわりにさまざまな陰影を生みだしてくれます。建物は光の取り入れ方によって実に多くの表情をしてくれるものですね。

玄関ドアはチークの無垢板が張られた分厚い扉。木のもつ自然のままの色を生かして、オイル塗装で仕上げています。ドアの把手もチーク。手にしっくり馴染むよう、木の塊からノミで彫り出して作りました。
この扉も年数を経て、少しずつ味わいが出て、存在感が増してきているようです。

ところで、屋根は琉球瓦にしたかったのですが、残念なことに琉球瓦を作る職人が減ってしまい、今では希少で高価になってしまったようです。。。そのため、今回は多くのリゾートホテルで利用されている南フランスでつくられた瓦で代用して屋根を仕上げましたが、いつか機会があればぜひ琉球瓦を使ってみたいですね。

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村上建築設計室 

時間が経つごとにその土地に根付いていく、そんな家を創ります

東京・青山にて夫婦で設計事務所を開設。機能的で自然な美しさを持つ、時に淘汰されない建築を目指しています。光や風、日常の瞬間が美しく感じられる空気感を大切にし、その空間に触れた人々が豊かで幸せになれるよう、少しでも貢献したいと思っています。

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