- 松山 淳
- アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
心の枠組みを作る!
米国で有名なドラッグストア「ウォルグリーン」には
次のような言葉があります。
「衝動買いに始まり、衝動買いに終わる」
「ウォルグリーン」では、商品レイアウトを工夫し
商品の売上のうち、なんと60%が
衝動買いになるよう仕組まれていると言います。
では、実際にどうするかと言いますと、
お店に入り、最初に手にとるであろう商品群を
まず「衝動買い」しそうなものにするのです。
こうすることによって、
「買い物の気分」を盛り上げます。
これが「フレーミング効果」です。
「フレーミング」とは「枠組みする」ことです。
つまり、お店に入った瞬間「お買い物気分」に
お客様を枠組みしようとするわけです。
短時間の購買行動の中で、
最初に何らかの商品を「衝動買い」すると、
「衝動買い」への抵抗感が薄くなり、
買い物の点数が多くなると考えられています。
買う予定がなかったものを
つい買ってしまう。
ぶらりとお店に入ったら
いつの間にかあれこれ買っていた。
給料前だから、ウィンドウショッピングだけ
と、自分に言い聞かせ、百貨店に行ったら
つい洋服を買ってしまう。
それは空間全体の雰囲気が、人の心を
買い物モードにフレーミングしてしまうからですね。
男性よりも女性にこういった傾向が強いようですが、
お店も売上をあげるために必死になっていて、
人の「心理」をよく研究しているのですね。
財布のことを考えると、
あまり「フレーミング」されないよう
しなくてはいけませんね(笑)
人の心はやっかいなものです!
EARTHSHIP CONSULTING