保険付き住宅ローンを検証する・・・2 - 公的年金・年金手続 - 専門家プロファイル

山中 伸枝
ワイズライフFPコンサルタント 
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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保険付き住宅ローンを検証する・・・2

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まとまらないお金の運用:住宅ローン編
団体信用生命保険は、住宅金融公庫での借り入れは任意加入ですが、銀行から融資を受ける場合はほとんどの場合加入が義務付けられています。

また住宅金融公庫の団信保険料は別立てですが、銀行融資の場合、団信保険料は金利に含まれている場合がほとんどです。

例えばローンの契約を旦那様名義でしたとしましょう。団信は、契約者夫、被保険者夫、受取人妻のような形で契約するのが一般的です。

被保険者である夫が万が一亡くなれば、ローン残高相当の死亡保険金がおり、妻はその保険金をローン返済に充てることができるので、夫死亡後ローン返済の負担を抱えることなくマイホームに住み続けることができます。

知っておいて頂きたいのは、被保険者が高度障害になったときも保険金がおりる、ということです。

高度障害状態の説明は保障協会のHPを参考にして下さい。高度障害状態とは 

保険金給付の対象になるかどうかの判定は、それぞれの状態に応じて・・・というのが現状のようです。でももしローン契約者が障害をもってしまい返済が困難になった場合は保険会社に問い合わせすることが大事だと思います。

以前ご主人が重い介護状態になられ、住宅ローン負担に耐え切れずに住宅を売却した方とお話をしたことがあります。その方は住宅を手放した後、ご主人の状態は保険金給付の対象になったことを知ってとっても悔やんだ、とおっしゃっていました。

住宅はとっても大きなお買い物です。手に入れるために大きな借金を背負います。それだけに万が一の仕組みも正しく理解しておきたいものです。