- 山中 伸枝
- ワイズライフFPコンサルタント
- ファイナンシャルプランナー
対象:年金・社会保険
フラット35を取り扱っているところは、なにも銀行だけではありません。特筆すべきところは、ノンバンクの住宅ローン専門会社です。
住宅ローンといえば、今までの定番は長期間固定金利で返済額が変わらない安心感を提供する住宅金融公庫でした。・・・が、ご存知の通り公庫は来年3月でなくなってしまいます。
長期固定で安心の住宅取得を!を踏襲するのが、フラット35。
新規参入組の仕組みを考える前に銀行の仕組みを簡単に説明しましょう。銀行の財源は主に預金者からの預金。つまり私達の預け入れたお金です。それをもとに企業や個人へ貸し出しをします。預金金利が仮に1%、貸し出し金利3%であれば、その差2%が銀行のもうけです。
それに対して、ノンバンク系の貸し出し金の財源は機関投資家といわれる保険会社であったり年金基金であったり。長期に亘って資金を投入してくれるところからのお金を財源にしています。
よく「あまり知られていないところから、お金を借りるのはちょっと・・・」と躊躇される方がいらっしゃいますが、万が一借り入れ先が倒産したとしても、あなたの借金はなくなりませんからご安心を(笑)残念ですがと添えた方がいいのかな?
ノンバンク系も、金利がよかったり、他金融機関も含めた住宅ローンの見積もりサービスを無料でしてくれたりとサービスも色々あります。要チェックですよ〜。
住宅はとっても大きなお買い物です。「ご縁」はとても大切ですが、「お金の計画」は余裕をもって行いたいもの。新規サービスや、専門家のコンサルティングなど利用して納得してのぞみたいですね。