- 山中 伸枝
- ワイズライフFPコンサルタント
- ファイナンシャルプランナー
対象:年金・社会保険
できますよ〜、勿論!この方がいいかも知れませんね。
その方法とは固定金利&変動金利ミックス型
例えば借り入れ金額3000万円を半分は長期固定で借りて、半分は2年固定とかで借りる方法。組み合わせることにより毎月の返済額が全額長期固定で借りるよりも安くなる!返済に余裕が出ると、その他に回せるお金が増える。
そして今後の金利上昇リスクが全額短期固定金利で借りるより半分に軽減される→金利が上がっても、返済額の変動幅がそれほど大きくなくて済む!
今後金利が上がるのか、そしてその上昇の速度はどの位なのか・・・なんて、正確に答えられる人はいません。であれば、半分半分でいけばドッチに転んでもいいんじゃない?というのがそもそもの発想。
金融機関によっては、この借り方をHPにドーンと載せているところもあるし、聞いてみないと出来るかどうかわからないところもあります。また聞いてみたらミックスの割合によって一方の金利が優遇されるという、うれしいサプライズがあった金融機関もあります。
ミックスする割合はシミュレーションしながら決めます。5:5、6:4、7:3それぞれ金利上昇の可能性もふまえ、最悪でもこのくらいなら家計が耐えられるねというところで、割合をみるのです。
この方法が向かない方もいますので、要注意。
1、金利にあまり関心をもてない人
2、収入アップの可能性がない(働けないなど)
3、今後支出がどんどん増える(教育費など)
その場合は、長期固定を選んで出来るだけ繰上げ返済をしていく方がベターだと思います。
まとまらないお金も工夫次第では、まとめることが可能です。あきらめずに頑張りましょう!