- 小島 忠嘉
- カナヤホーム・レジデンシャル株式会社 代表取締役
- 東京都
- 建築プロデューサー
対象:新築工事・施工
2014年4月1日に消費税が8%に、そして、2015年10月1日に10%に増税されることが国会で可決されたことは皆様もご承知のことと思います。
いま、政局の行く末が不透明な状況であり、この消費税増税が本当に施行されるのか否か分からないという意見もあるのも事実ですが、恐らくどのような党が次期衆議院選挙で第一党になったとしてもよっぽどの景気後退がなければ九分九厘このスケジュールで消費税は増税されるでしょう。
でも、注文住宅においては、このスケジュールではありません。多分ですが.....
注文住宅における消費税の増税時期は、ズバリ、2013年10月1日です。多分ですが.....
ん?
「消費税増税は2014年4月1日でしょう。」と思ったあなた。それは、正しくはありません。
皆さん、ご存じの通り、2014年4月1日に消費税が8%に、そして、2016年10月1日に10%になることが国会で可決されました。
前回、消費税が3%から5%に上がったのは1997年4月1日でした。
住宅建築の請負契約の場合は、1996年9月30日までに締結された契約が税率据え置きの適用条件となりました。
言い換えれば、1996年10月1日以降は、増税前と言えども請負契約の場合は消費税は上がったのです。
要するに税率アップの半年前です。
この事実を知る人はあまり多くなく、あまり声高に語る人もいません。
したがって、この例から見れば、8%になる半年前の2013年9月30日までに契約を締結するのが安全と言えそうです。
そう、あと1年もありません。
このことに皆様ととともに眼を見張っていきたいと思います。
「増税」に関するまとめ
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消費税、相続税など相次ぐ増税!この大増税にあなたができる対策は?
消費税は2014年に8%、2015年に10%の増税(2014年11月、2017年4月に延期されました)。相続税は2015年、復興税は2013年と相次ぐ増税が決定しています。 今後の経済回復が不透明の中、あなたの家計に大きな打撃となること間違いありません。 この大増税時代に、どんな対策ができるか?何が必要なのか?プロファイルの専門家が増税対策の情報を発信していきます。
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