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- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
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対象：料理・クッキング
- 黄 惠子
- （料理講師）
りんごと帆立のアミューズブッシュ
北浜のエッサンシエルへお昼を食べに。
大阪市中央区北浜1-1-28 ビルマビル北浜7F
http://essentiel.jp/
ビルの7階から中之島のあたりと淀川が見下ろせて、とても気持ちのよい空間です。
エレベーターがあくと、そのままカウンター。その向こうにはきびきび働くシェフとぴかぴかのフランス製の厨房器機が見えます。すっと背筋ののびる気持ちで、席につきます。
フランの上にきのこのソテー
きのこはフランス産と日本産をあわせて6,7種類
茸好きにはなかなかに強い印象を与えます。うふふ。
これは海老のフリット。この辺りにはもうずいぶん楽しくなっていて、海老の名前もソースの名前も、覚えていません。でもおいしかったことはちゃんと覚えています。チーズの入ったソースがとてもよく合います。
徳島牛のロース、ビーツのピュレ添え
写真はありませんが、フランス製の調理台は特注品なのだそうで、それはそれは美しく素敵なものです。シェフはこの厨房のメインだとおっしゃいましたが、シェフの次ぎのメインであることは間違いなさそう。
牛肉が静かに焼かれたあと、備え付けのオーヴンへ。調理台の上には一切の余分なものはなく、たとえばお肉ののせられていたバットも、さっと料理人が下げてしまいます。
お肉を切ったまな板は一組終わるごとに、新しいものに変えられます。しかもさっと、音もなく。
私は食べながら、話しながらも、見とれる気分でその様子を眺めていました。
とにかく美しい仕事です。料理の佇まい、シェフを始め料理人の佇まいも、味と同じく目の楽しみです。
「きれいな仕事をしましょう」
と自分に言い聞かました。
マロンの冷たいムース
心豊かなお昼でした。
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