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家造りに成功する一番大切なことが「信頼して感謝すること」と聞くと驚かれる方もいるかも知れませんね。ですが、これまでの実感として、建主、設計士、工務店の３者がお互いに「信頼して感謝すること」がベースに分ち合う事が家造りを成功に導いています。
このように言うと「でも、お金を出しているのは私たち！」「専門家なんだからちょっとの失敗も許せない！」と過度になりすぎると、その信頼関係が崩れ、設計士や工務店も億劫になってしまいます。
はじめからやる気の無い専門家というのは問題外だとは思いますが、心から一緒にいいものを造ろう！としている専門家との間で信頼関係がなくなると表向きは億劫になっていないように振舞っても、人間心理からいうと、どうしても信頼関係をしっかりと結んでいる人にエネルギーが行きがちになります。
そして、ますます疎遠になるという流れが出来てしまいます。
どのように対応するかはそれぞれの思いがあるので一概には言えませんが、信頼関係を崩してしまうことが、まずまず距離を取ってしまう流れを作り出していることはとても持ったないと個人的には感じます。
家造りの時は心のどこかに「いつも心から信頼できる関係をつくろう」と意識をとどめておく事をお薦めします。
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- （建築家）
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
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