- 荒木 勇
- 株式会社アラキ工務店 代表取締役
- 京都府
- 工務店
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
青色:給水ヘッダー 赤色:給湯ヘッダー 灰色:排水管
戦後の一般住宅の改修写真です。
給水は通常HIVP管を使います。
ただ、新築で、ちょっと予算にゆとりのある場合は、給湯と同様にポリライニング管(写真の青色とか赤色の配管)を使い、「ヘッダー配管」を行います。
「ヘッダー」と呼ばれるところから、直接配管が分かれしています。
「ヘッダー」が蜘蛛の胴体だとすると、ポリライニング管が足っていう感じでしょうか。
地震の時に折れたりしないので、安心ですね♪
この工法は、施工は簡単ですが、コストがかさむのと、配管が枝分かれしていないので、配管箇所が多いと床下が配管だらけになります。
なお、町家の改修だと、改修しない部分の配管が鉄管の場合が多く、ネジ切りをしなければならないので、ヘッダー配管しない事のほうが多いです。
戦前の建物の場合、ネジも切らずに配管の接合部分を溶接してあったりする場合もあります。
このときは、HIVP管とつなぐのもちょっと大変・・・
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TOTOから、排水ヘッダー(商品名=配管王!)もでてますが、こちらは、びっくりするほど高いのでよほどのことがない限りやりません。
(株)アラキ工務店
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