8.知識の弊害(1) - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松山 淳
アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
東京都
経営コンサルタント

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対象:人材育成

閲覧数順 2016年12月08日更新

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8.知識の弊害(1)

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ビジネスエッセイ

知識の弊害


 
「知っている」の錯覚は、
人の認識の問題として、常に潜んでいるわけで、
これに異論はないと思います。
  
これまで、偉大なるリーダーは、
その錯覚を恐れに恐れ、自らを戒め、戦ってきました。
なんといっても「思考停止の罠」に陥ることは、
企業経営において相当な危機を意味します。

偉大なるリーダーと言えば、戦後日本の名経営者として、
今もなおその経営哲学には学ぶべきことの多い
このお二人を抜きに語ることはできません。

   「松下幸之助氏」
   「本田宗一郎氏」
  
この、お二人には共通点があります。
二人とも小学校しか卒業してないという点です。

学がない。

だからこそ、知らないことに対して「素直」になれ、
薄っぺらな「知識」が、如何に危険であるかを知っていたようです。

お二人の著作を読みますと、そのことがよくわかります。
  
まず本田宗一郎氏の本から、そのエッセンスを少し・・・。

『私の手が語る』(著者:本田宗一郎 講談社)という本の中に
こんな逸話があります。

百科事典のように、何でも知っている人がいて、
「知ってる、知ってる」と、
すぐに、うるさく口を出してくる人に対して
こう心がけていたそうです。

「『ああ、わかった。だけど、あんたのもっている知識は、
 それ、みんな過去のことなんだよ』と言ってやることにしている。
 『おれが知りたいのは、未来なんだ』」


本田宗一郎氏の負けん気の強い性格だからこそ出てきた言葉だと
思いますが、まさに「知識の弊害」を戒める、
素晴らしい言葉だと思います。

                         つづく・・・


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