8.「知っている」という「錯覚」」(5) - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松山 淳
アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
東京都
経営コンサルタント

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対象:人材育成

中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月05日更新

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8.「知っている」という「錯覚」」(5)

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ビジネスエッセイ

「知っている」という「錯覚」



 
「いつでもできるんだから、急がなくていい!」

と考えたことある人は多いと思います。
  
人の「知っている」は、
「すでに手に入れているもの」との「錯覚」を引き起こし
「価値が低い」と判断させます。

そこに「思考停止の罠」があります。

私にとって東京ディズニーランドは、
予想を越える素晴らしいものでした。
皆が「いい、いい、すごかった」と言っていたのを
天の邪鬼な性格から、受け流していたのですが、
そうしていた自分を後悔したほどです。

「知らない」ということがダイヤなら、
「知っている」ことは、道の石ころ。

なぜなら人は「知らない」からこそ
「知ろう」として行動する動物だからです。

テレビ、インーターネットなど様々なメディアがあり、
それらがない時代であれば、
決して知ることのできなかった光景を
今は、簡単に知ってしまいます。

もちろん良い面もありますが、
テレビで見せられれば「そういったところなのか」と
「知っている」存在となり、
そのことは、私たちから、想像力を飛翔させる力を
奪っているのかもしれません。

車など運転していて時々、ラジオドラマを
聞くことがあるのですが、
テレビにない深い味わいを感じるのは、
想像力を働かせて、
聞くから聴くという積極性がそこにあるからだと思います。

「知っている」という錯角は、
そんな積極性を奪い、
最終的に、行動、実行、実践をはばむが故に怖いものです。

だからこそ、例え小さな組織でも、
部下一人でもいれば、思考停止の罠に
ひっかからないように、リーダーが必要なのだと言えます。
  
客観的な目が必要です。

そのために、ロジカル・シンキングではないのですが、
常に、WHY(なぜ)、so what(それでどうした。だからなんだ。)
自分自身にもつきつけていかなくてはいけないようです。

知っているという錯覚にご注意下さい!


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