東商カラコ2級～2～

今回は｢商業行為における活用と考慮事項｣です。

公式テキストのページ数でいうと5ページしかありません。
ぎゅっとまとめてしまいましょう。

テキストを見ると、大きく5つに分けられています。
それぞれの段落から、重要と思われる個所だけを抜き出してみましょう。

1.人目を引き、その対象物の存在を際立たせる効果
看板類、広告、パッケージなど、他との違いを強調し、商品を際立たせる。

2.対象物の意味、思想を統合し他者に知らせる効果
CIカラーなど企業の哲学や思想を訴求する場合や、異なる商品分野でも
ブランドカラーを統一することで企業やブランドを周囲に知らせることができる。

3.低コストで商品の新規性を訴求できる効果
莫大なコストが必要になる素材や形の変更に比べ、色彩の変更は低コストで
新規性を訴求することができる。

4.対象物の感覚的な訴求力をコントロールできる効果
商品イメージの変更により、購買量に影響を及ぼすことができる。
また、対象顧客を絞り込むこともできる。

5.流行形成の効果
時代が好むイメージと合致させることにより、流行色を作ることができる。

これだけ覚えておけば良いでしょう。

次にカラーコーディネーターの実務ですが、ここも学習方法としては
上述と同じで良いと思います。

5つに分かれているまとまりから、それぞれの段落内で重要だと思われる個所を抜き出す。
上のまとめ方を参考に、皆さん自身で取り組んでみてください。

また、こちらは、さらに全体の流れを覚えなければなりませんので、
順番通りに覚えることと、各段落でまとめる際に｢商品化のプロセス｣を意識した
まとめ方にするよう心がけましょう。

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