いくら本部の指導通りに営業努力をしても、立地の見立てが甘かったために、目標売上には到底及ばないというのです。
そのため、加盟店側が本部を法的に訴えるというケースも少なくありません。
余談ですが、弊社ではこうした訴訟に関する仕事をお受けすることがあります。
本部の売上予想に問題がなかったかどうかを客観的に鑑定するというものがほとんどです。
さて、こうした訴訟では、残念ながら多くの場合、加盟店側に勝ち目はありません。
たとえ本部お勧めの物件であったとしても、最終的にそこに出店するか否かの判断は、一般的に加盟店側の自己責任になるからです。
すなわち、立地の良否の判断も最終的には自己責任ということです。
一般的なFC本部であれば、最低限の商圏調査はしてくれるでしょう。
そして、売上「予想」(予測ではなくて!)もしてくれます。
事業計画書の一番上に必要な数字だからです。
しかし、それは決して保障された売り上げではありません。
あくまでも本部が期待する売り上げに過ぎないのです。
この本部が提示する売上「予想」を信頼するかどうかも自己責任ということになります。
PR
【ソルブの代行調査】出店判断に必要不可欠な立地要因を、効率的にスピーディに調査。安価でご提供。