- 長谷川 進
- 神奈川県
- 経営コンサルタント
-
080-5450-9751
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
今日はWindows Vistaについてのお話です。
最新版パソコンOSであるWindows Vistaの導入状況などに関する記事がキーマンズネットに掲載されています。
http://www.keyman.or.jp/3w/prd/57/30002357/
Windows Vistaの企業導入は2008年後半から本格化するとの見通しを立てています。またWindows Vistaの導入が進まない背景として、以下の3点を挙げています。
・Windows Vistaは多くの変更をともなうOS(メジャーリリース)である。企業における移行では、互換性検証、テストと導入など準備期間が1〜1.5年程度必要となる。
・パソコンのライフサイクル上、日本のビジネス市場における大きな買い換えのピークは2008年になる。
・すでに企業に導入されているWindows XPが安定して稼動しており、すぐにVistaに移行する必然性がない。
個人使用での趣味のパソコンとビジネスユースでのIT化の一環としてのパソコンでは求められることが違います。
ビジネスユースでのパソコンでは、あくまでビジネス上の一つのツールとしての位置付けなので、リスクを重視した対応が求められます。
・安定稼動できるのか
・アプリケーションは正常稼動するのか
・障害時のリカバリーはできるのか
・運用管理に大きな負担がかからないのか
・情報セキュリティは確保されているのか
Vistaへの移行検討の際には、上記のようなリスクについての検討が必要です。Vistaでの新機能、古いOSのサポート期間、新システム構築などを考慮した上で計画的にVista移行については検討するべきです。
枯れた商品、枯れた技術を使うことは、リスク回避には有効な手段となります。
横浜で働く中小企業診断士長谷川進のブログ
このコラムの執筆専門家
- 長谷川 進
- (神奈川県 / 経営コンサルタント)
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり
日本アイ・ビー・エム在籍時の15年間に多数のITプロジェクトに参画しました。その経験から、「新規事業が失敗する場合の多くは、構想段階に問題がある」と考え、リスクヘッジを根底においた事業戦略の策定、プランニングを行っております。
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