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不動産の売却相談に伺うと、売主さんから良くこんな質問を受けます。
「リフォームすれば高く売れるでしょうか？」
「売る前にリフォームするべきですか？」
程度の差はありますが、
この場合のリフォームが何を指すかというと・・・
・クロスの張替え
・フローリングの張替え
・畳の表替え
・水周りのクリーニング
といったところですね。
費用としては100万位でしょうか。
これはあくまでも今までの私の経験ですが、
「リフォームをしたら（してあったから）高く売れた！」
と実感したことは残念ながらほとんどありません。
ただ、売りやすかったとは思います。
ですからそうした質問を受けたときの私の回答は以下の通りです。
「100万費用をかけたから150万高く売れるという訳ではありませんよ」
「だけど、売れやすくはなると思いますよ。」
「リフォーム費用を出す心積もりがあるのなら、その分金額交渉に応じた方が良いのでは？」
高く売るための一つの要素としてリフォームを考えるなら、
余程凝ったリノベーションでもしない限り、
そうした効果を得るのは難しいです。
費用対効果を考えてみても、
それほど効率が良いとは思えません。
400万かけて結果、400万高く売れたところで、
単に手間がかかるだけだと思いませんか？
売却前のリフォームは要注意！ですよ。
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