恋愛セラピストのあづまです。
「優しい人を選んだつもりが弱い人だった!とならないために。2」の続きです。
(3)社会に対峙する必要性の認識の甘さ
みっつめは、交流分析で「問題の大きさのディスカウント」と呼ばれるものです。
結婚することは、夫婦やその後に生まれてくる子供も含めた家族として、社会に対峙し、家庭の中を守っていくという活動をする、ということなのです。
理不尽に残業を要求する上司、無理なことを言うお客さん、リストラ、病気、近所づきあい、困った親戚、などなど、家族に対して脅威になり得るコトや人は、たくさんあります。
ですから、社会に対峙していくということに対して、一定の問題意識を持っていることが大事なのです。
たとえば、収入を得るということに対しても、職場で追い詰められないために、自分だけしかできないような、価値の高いスキルを本気で磨こう、など、やはり身を守るために危機意識、問題意識を持って取り組むことは大事なのです。
社会に対峙する認識が甘く、自分自身でも十分に対策していなくて、パートナーを選ぶときも、恋愛感情を抱けたかどうかだけで選んでしまった、となれば、あとで「弱い人を選んでしまって後悔した」という結果を招きかねないわけです。
まとめ。伝えたいこと。
何ごとも、偏っていると、問題が生じる、ということ。
社会に対峙するという側面だけを重視して、闘うことはできるけれど、闘いをやめることが極端に苦手な男性と結婚してしまえば、きっと寂しい結婚生活になってしまうと思います。
だから、極端に、闘える人を選ぼう!!!!と考えることを勧めているわけではありません。
しかし、逆に、私のように男性の目線から見ると、極端に「闘えない人を選ぶ」傾向の女性がいるなぁ、とも感じるのです。本人は気づいていないかもしれませんが、男性目線から見ると明らかに「闘えない男」を選んでいて、男性を選ぶ目に偏りがあるように感じるわけです。
もしあなたが、未婚なのであれば、自分が何となく選んできた男性のタイプに、偏りがなかったかどうか考えてみてほしいと思います。
もしあなたが、既に安定したパートナーを持っていたり、結婚しているのであれば、この記事を読んだからといって今更別れる選択はしないかもしれませ ん。でも、その相手のどういう部分と積極的に付き合うか(どういう行動に承認・賞賛を与えるか)によって、相手を徐々にではあるけれど導くこともできるわ けです。
そのような意味で、自分の中の評価基準を見直してみることは、良いことだと思います。
あなたが、強さと賢さに裏打ちされた、本物の優しさを持った男性の卵と巡り会えますように。
そして、その強さを持った男性の卵を、うまく育てられますように。
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