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対象:心と体の不調

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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閲覧数順 2016年12月03日更新

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認知症なんか怖くない!脳と体を鍛え「健康に老いる」には(8)

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  1. 心と体・医療健康
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  3. 疲れやすさ

(続き)・・運動以外でも、脳を活性化させる活動はたくさんあります。例えば何か新しいことを始めてみると、脳は刺激を受けて活性化します。特に趣味のなかった人も、何でもよいので趣味を見つけて楽しんでみることです。楽しいことであれば、特に努力することもなく脳を働かせ、思考力や創造力を向上させることができます。例えば歴史が大好きという人は、歴史についての勉強や活動に没頭し、同時に脳を鍛えているのです。

 

これといった趣味を思いつかない人には「料理」がお勧めです。料理に取り組むことは美味や健康のためだけでなく、脳を活性化するのにも役立ちます。料理は献立を考えて買い物に行き、調理して完成させるまでに、様々な行程を段取りよく同時並行で進めることになります。美味しく作るには味見や熱の加え方などに細心の注意が必要です。従って脳の想像力や判断力を鍛えるにはもってこいです。

 

活動的な人は「旅行」をするとよいでしょう。旅行は様々な情報を集め、行き先や交通手段を決め、スケジュールを立てて旅支度をする、という具合に脳を活性化する要素に満ちています。旅先でも美しい風景に感動し、美味しい料理に舌鼓を打ち、現地の人と会話する、などと多くの刺激を受けます。また旅はハプニングや予定の変更、あるいはトラブルが付きものです。良かれ悪しかれ、これらの変化も脳を活性化させるのです。

 

脳を鍛えるには五感をフル活用することが有効です。例えば「音楽」は、聴覚を通して脳に良い刺激を与えます。音楽を聴くだけで側頭葉の言語中枢を刺激しますし、歌を聴く場合にはさらに効果が高くなります。最も有効なのは自分で歌を歌う、あるいは楽器を演奏することです。歌手や演奏家は一般人に比べ、言語脳がより発達していることが報告されています。歌や演奏は病院での治療にも応用されるようになってきました。

 

最近は離婚率の上昇などの影響で、一人暮らしの人が増えています。一人暮らしは気ままで自由な反面、一般に脳への刺激が少ないため、認知症にかかりやすいことが指摘されています。できれば同居するパートナーがいる方が良いのですが、それが難しい場合でも、可能な限り人と会って「会話」をすることが大切です。いろいろと機会を見つけて人と会い、お話をすることが健康な老後を迎える秘訣の一つといえます。

 

一つの例として「同窓会」への出席がお勧めです。同窓会では昔の友人と会い、昔話に花を咲かせます。その時に古い記憶を甦らせますが、これが海馬や前頭葉などの記憶中枢に刺激を加え、脳を活性化させます。また少しでも若々しく見せようと、服装や化粧などにも注意を払います。そのような意欲や努力が実際に脳を若返らせ、より若く見せることに貢献しているのです。

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