バリアフリー住宅/将来を見越して - バリアフリー住宅 - 専門家プロファイル

堀 紳一朗
忘蹄庵一級建築士事務所 代表
東京都
一級建築士

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対象:住宅設計・構造

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バリアフリー住宅/将来を見越して

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やさしい建築であること

バリアフリー工事というと、「手すりの設置」「段差をなくす」などがすぐに挙げられますが、実際には人それぞれ状況や考え方が異なることや、現状は健康でも将来を見込んでバリアフリーとしたいということなどがあり、どの程度の「バリアフリー住宅」にするか、将来を見越して方針をよく練ることがポイントと言えます。

たとえば、階段を登りやすいように勾配を緩やかにすると面積が犠牲になります。そこで階段の勾配は通常のままにして将来、エレベーターや昇降機を設置することを検討してもよいでしょう。押入れなどの収納や吹き抜けに将来エレベーターを設置できるようにスペースの確保と構造補強をしたり、階段の形状や幅をいずれ昇降機が設置できるように計画したりします。ホームエレベーターは設置スペース1畳程度、価格は200万円台からと無理をしなくても手に入るアイテムですので新築時からの採用も検討してみてもよいと思います。

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