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松島 康生
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閲覧数順 2016年12月09日更新

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原子炉に関しては全く素人ですので単純な疑問が沸いてきます。
今、既存の原子炉がストレステストで安全が検証出来るかどうかが問題になっています。原子炉内部に圧力を掛けて、想定以上の圧力が掛かっても安全かどうかをコンピューターシュミレーションで行うと云うものです。
確かに建屋が破壊していない2号機は原子炉そのものが破壊されている可能性があり、事実2号機から最も多くの放射能が飛散しています。

そこで単純な疑問なのですが、地震発生当初、報道は「地震が発生した時点で原子炉は緊急停止しました」と何度も繰り返し発表していました。私も制御棒さえ入れば臨界は止まると思っていました。発電量が0ワットを示した映像も何度も見ていました。
車のエンジンを切るように、0ワットになれば放っておいても勝手に冷えるものだと思っていました。
制御棒が入っても何故温度は下がらないのでしょうか?しかも沸騰し続ける位の熱量があるのなら、何故その発生した蒸気でタービンを廻し続ける事が出来なかったのでしょうか?タービンの回転が不安定で電力としては使用出来ないとしても、水を供給する動力源として使用出来たのではないでしょうか?
一旦臨界を起こすと、制御棒を入れても一年以上も温度が下がらない代物ならば、その程度のバックアップシステムが有って当然ではないのでしょうか?

素人の私が考えつくことですから、専門家であれば当然考えたと思います。しかしそれを実施出来ない、又はしても無駄な事情があるのでしょう。
私はそれを原子炉そのものではなく、原子炉に出入りしている配管の脆弱性にあるのではと考えています。原子炉の安全は守られても、配管が地震の衝撃に耐えられず、破断してしまう可能性がある為に、余計な配管を原子炉に接続させる危険を考えて、造らなかったのではと考えています。
つまり、地震の無いアメリカで開発された原子炉をそのまま、手を加えず、手を加える事が出来ず、導入してしまったのだと考えれば理解出来ます。
原子炉を再稼動するならば、ストレステストなんて意味がありません。想定以上の圧力が掛かれば、何をしても原子炉は壊れます。それよりも日本の地域特性に合う原子炉を考える方がはるかに現実的です。
何か新しい工夫を考案すると、原子力の権威が出てきて「それは危険だ」とか「それはマニュアルにない」とか言い出して、日本独自の芽を摘んでしまった結果がこの惨状だと考えています。
配管が脆弱ならば、原子力発電所全体を免震装置の上に造るとか今の技術では可能です。もっと現状を公開して多くの意見を取り入れるべきだと感じます。

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