不動産投資をお始めになられる方たちには、大きく分けて2通りの方たちがいらっしゃいます。
まず、?不動産が好きで、所有すること(蒐集すること)に喜びを感じる方たち、と、
?完全に金融商品とみなし、株や証券と同じように考えていらっしゃる方たち、の2通りです。
確かに不動産投資は金融商品でありまして、だからこそ、貯金の代わりや年金の代わりに購入なさる方が多いのだと思います。「でも!」と、わたくしは心の中で思ってしまいます。プラスかマイナスかだけではなく、「愛着を持って、不動産を所有していただきたいなあ・・」と。利回りといっても、生きている人間が住んで、お家賃をはらっていただいております。どんなに立地の良いマンションでも、転勤などですぐ引っ越してしまうこともありますし、若い方だって突然病気で亡くなることだってあります。必ずリスクがついて廻るのです。そんな時、「まッイイッか、気に入って買った物件だし」と思っていただきたいのです。
不動産の仲介業って、お見合いの仲人みたいな仕事なんです。お嫁入りした物件を生涯可愛がって欲しいなあ、と思ってしまうのは、わたくしが不動産ダイスキ・ニンゲンだからでしょうか。