大王製紙「不祥事再発防止策」の盲点/大王製紙事件 問題の本質 - コンプライアンス研修 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2017年06月27日更新

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大王製紙「不祥事再発防止策」の盲点/大王製紙事件 問題の本質

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-大王製紙事件、大王製紙問題、原因と本質、不祥事対策と再発防止策の盲点-

大王製紙が大王製紙事件の再発防止策を発表しました。(2011年12月15日報道)
「創業家の強い影響力の緩和」が防止策の柱のようです。

創業家の影響力が事件の背景にあることは確かでしょうが、違和感を感じます。
対応策として本質を外しているからです。

なぜか?
◆ 影響力には「良い影響力」と「悪い影響力」がある。
◆ 今回の事件は「悪い影響力」を絶てなかったら起こった。
◆ 再発防止策の焦点は「悪い影響力」におくべきであり、「創業家の影響力の排除」ではない。
・・・要するに「創業家の影響力」を単一に捉えたままで策が練られているように見えるのです。

大王製紙に聞いてみたい。
創業家の影響力を断ち切ったところで、外部から横暴なトップが来たらどうするのですか?

暴君は創業家以外からも来うるのであり、将来の大王製紙に暴君が来ない保証はないのです。

今回の再発防止策が無駄だと言っているわけでもなく、駄目だと言っている訳でもありません。
「大事なことを忘れているように見える」と言っているのです。

このままでは再発防止はおぼつかない。
事件の本質は「創業家」ではない
のです。

 
(中沢努 http://www.pensee.co.jp/peculiarity/index.html 「続・思考のための習作」の内容をコラム用に書き換え)

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