オリンパス問題→監査法人を解任したオリンパス前社長の心理仮説 - コンプライアンス研修 - 専門家プロファイル

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中沢 努
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閲覧数順 2017年06月21日更新

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オリンパス問題→監査法人を解任したオリンパス前社長の心理仮説

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・オリンパス問題、オリンパス問題の解説、オリンパス問題の真相-オリンパスの前社長はどういう心理で監査法人を解任したのか?その心理に迫る-

オリンパスの前社長は意見が対立した監査法人を自ら解任しました。(2011年12月13日報道)
「いくら先生(=公認会計士/監査法人)と呼ばれようともクライアントはこっち。最後は俺が差配する」ということなのでしょう。

オリンパス前社長のこの行為、「ずいぶん横暴だ」と思う人もいるでしょうが、本人はいたって普通の気持ちだったと思います。

なぜか?
「前社長の心理」は「あなたと同じ心理」だからです。

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5億円の報酬をもらったある役員に感想を聞いたところ、以下の3つを述べてくれた。
 1.規定に則って支給されたものであり何ら恥じることはない。
 2.我が社は実際に業績を伸ばした。それを反映したものであり正当な額である。
 3.同規模の企業に勤務している役員もこの程度は支給されており、法外に高い金額だとは思わない。
別れ際に「米国の経営者の報酬をどう思うか?」と聞いてみた。「責任も重く大変だろうが、彼らはもらいすぎだ。会社の業績は自分一人でたたき出せるものではないのだから」と彼は答えた。

次に転職をすることで年収1500万円を手に入れたある外資系企業管理職に報酬額についての感想を聞いたところ、以下の3つを述べてくれた。
 1.もともとそういう条件で入社しており、何らやましいところはない。
 2.入社1ヶ月目から即戦力として活躍し会社に貢献した。1500万円はその対価であり妥当なものだ。
 3.私の年収は業界平均であり、特別に高いわけではない。
別れ際に「億単位の報酬をもらっている社長や役員がいるがどう思うか?」と聞いてみた。「責任も重く大変だろうが、8億だとか5億というのはもらいすぎだ。会社の業績は社員たちの頑張りのお陰なのだから」と彼は答えた。

次に私は学生に人気のある某有名企業にいる若手優秀社員に報酬額についての感想を聞いたところ、以下の3つを述べてくれた。
 1.他社ではどうだか知らないが、私の報酬は会社の人事制度に基づき公正に決められたものであり、その額は妥当だと思う。
 2.期初に設定した目標以上の結果を残しており、自分の実力で勝ち取った額である。
 3.他社へ入社した友人たちも多少のばらつきはあるものの、結果を出せばこのくらいはもらっている。自分だけが特別高いとは思わない。
別れ際に「管理職で年収1500万円をもらっている人をどう思うか?」と聞いてみた。「責任も重く大変だろうが、1500万円というのはもらいすぎだ。会社の業績は非管理職社員たちの頑張りのお陰なのだから」と彼は答えた。

それぞれもらっている金額は異なるが、自分の額は高くないといいながら自分より多くもらっている人の金額は高いという。
自分のもらっている報酬は「普段これだけ苦労しているのだからこのくらいはもらっていいだろう」とみな思っているわけである。

億単位の報酬をもらう社長や役員が「この程度はもらって然るべき」と思う理由はあなたが自分の給料を高いと思わないのと同じ理由なのである。

ちなみに先に登場いただいた3人というのは私の夢に出てきた人たちである。

(出典)年収5億の役員がその額を高いと思わない理由(http://profile.ne.jp/w/c-42540/
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人は皆、ものごとを「自分の都合のいいように解釈」し、それを自覚しないまま自分を理解したつもりになる。
そして「あくまでも都合のいいように解釈しているだけである」ことを忘れ、他人のことをとやかく言う。

◆ あなたが思う「あなたの隣いるの人の不可思議」は、あなたの隣にいる人にとっては「ごく自然」なのです。
◆ そしてあなたが違和感を感じていないだろう、自分にとっての「ごく自然」は、隣の人にとっては「全然自然ではない=不可思議」なのです。

人のことをあれこれ言う前に、まずは「自分にとっての当たり前」を懐疑したほうがいいかもしれない。
あなたも前社長と同じ環境に身を置いたら・・その異常性を自覚できず、意見が対立した監査法人を自ら解任するかもしれないのですから。

(中沢努 http://www.pensee.co.jp/peculiarity/index.html 「続・思考のための習作」の内容をコラム用に書き換え)

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