老後　生活設計　葬儀の種類 その他の葬儀

葬儀の形態は、徐々に変化しています。参列の人数の減少、宗教の関与度の減少など、に起因するものと、故人の遺志や経済的な影響によるものと考えています。

無宗教葬は
仏式、神道式、キリスト教式などの特定の宗教にとらわれない自由なスタイルの葬儀の事です。葬儀ではなく、告別式の一形態と考えることが出来ます。
そして、その形態として、
故人の好きだった音楽を流す、故人と親しかったバンド仲間などが演奏する音楽葬、
講談で故人の事績を確かめながらの講談での葬儀など様々な形態がありえます。
実際に私の友人は落語を流しながらの葬儀を取り仕切ったことも在りました。

その他に、近親者だけの密葬を行い、偲ぶ会やお別れの会を行う事も増えています。一般的にはホテルで行う事も多く、遺族以外の友人が呼びかけ人に為る場合も在ります。

自然葬は
海や山、川などに散骨する葬儀でがも一般的には通常の葬儀を行い、後日簡単な議式とともに散骨することに為ります。遺骨の全部を巻く場合と一部を巻く場合があります。
散骨は全ての葬儀社が扱っている訳ではありませんので、要望する散骨の場所を執り行っている葬儀社を探すことに為ります。また何時でも行っている訳ではなく、日程もとる必要も在ります。ちなみに、私は海への散骨を望んでいます。

樹木葬は
墓地として許可された山の中に遺骨を埋め、好きな樹木を植える方法を云いますが、むしろ霊園方式が一般的です。例えば、桜の下で眠るには、町田市にある桜葬、京都天ケ瀬が有名ですが、樹木の基に眠るのであれば他にもネットで探せます。
ただし、お線香などを焚くこと等の禁止事項も在る場合が多く、お参りに行く方のご了解を得てから探されるようお勧めします。

文責
ファイナンシャル・プランナー
日本FP協会認定　CFP® 吉野充巨