モラハラ被害に気付いたら行う10のこと～その4

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです
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モラハラ被害に気付いたら行う10の事。

今回は4回目です。

 
4回目の今日お伝えするのは。。

 
記録をつけましょう

です。

モラルハラスメントは暴力だと私は思っています。

けれど、身体的な暴力の様に傷ができたり痣が

できたりはしません。

「モラルハラスメント」という暴力の被害者だと証明する事は、実は難しいと感じています。

そんな時に、まず始めて頂きたいのは
日記や家計簿を付ける事です。

日記には、加害者から受けた仕打ちや暴言、恫喝など

なるべく詳細に記載しておきましょう。

暴言などは録音出来るなら録音しておきます。

その日のお天気などを一緒に書いておくのも良いです。

また、家計簿については、モラハラ加害者は大変

吝嗇だという特徴があります。

吝嗇、という表現はもしかしたら違うかも知れませんね。

「自分以外の事には、それがたとえ妻や子どもの

為の出費でも嫌がる」

という特徴があります。

なので、信じられない位低額の生活費を渡されて、

それでやりくり出来ないとまた暴言を吐かれる、という

ケースが大変多いです。

中には

 
「足りないからと生活費の追加をお願いしても

責められるだけなので、今は私の独身時代の貯金で

補填して生活しています。

おかげで私の貯金は全くなくなりました。」

 
と仰る被害者もいます。

妻が専業主婦やパートの場合、加害者は経済的に

優位な立場を利用して妻を支配するケースもあります。

もしこの様なことがあった場合は、その事も

ありのままに家計簿に記録しておきましょう。

日記や家計簿は、調停などでは提出を求められ

証拠の役割をする事があります。

案外バカにできないものです。

また、その他にも

・買い物した際のレシート

・毎月のクレジットカードの明細

・夫の源泉徴収票や給与明細

・預貯金の通帳

これらのものも、原本又はコピーをできるだけ

用意しましょう。

その他にも、夫のモラハラが原因で不眠になったり

動悸、手の震え、パニック障害などがあれば

躊躇せず心療内科などを頼って欲しいと思います。

病院であれば診断書を出してもらえます。

 これも一種の記録です。

ここまで書いたものは例示に過ぎませんが、記録は

なるべく多く用意しておいた方が良いです。

日記だけ、家計簿だけ、よりは、

複数の記録がそれぞれの内容を裏付けるもので

ある方が強いです。

モラハラの被害を受けながら様々な準備をする事はまた

負担も大きいと思います。

ですが、ご自身と、何よりお子さんの将来のために

役に立つ時が来るであろうものです。

何とか頑張って準備して頂きたいと思います。

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