視度補正調整していますか? - 写真撮影レッスン - 専門家プロファイル

宮本 陽
And EM アンド・エム 代表
兵庫県
カメラマン

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対象:写真・ビデオ

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視度補正調整していますか?

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カルチャーカメラ教室よりフィードバック

カルチャーカメラ教室よりフィードバック:視度補正調整していますか?

「視度補正調整」は最初の第一歩として必ず調整したいものです。

ファインダーがある機種では、光学ファインダー(ミラーを装備した旧来の一眼レフやレンジファインダーも含む)であるか電子ビューファインダー(ミラーレス一眼に見られるようなファインダーの中に液晶表示画面がある機種)であるか、に関わらず、ファインダー内の情報を自分の目ではっきり、しっかり確認するために調整をします

ファインダー内には、当然のことながら見えている被写体以外に、各種パラメータ(絞り値、シャッター速度、ISO感度、他)が表示されています。手ブレ防止のために、これからシャッターを切ろうとする前に「シャッター速度」を確認したいですし、被写界深度を意識しての撮影時には「絞りの値=f値」も必ず確認するはずです。こうした各種情報を確実に読み取るためにも、画面の中に表示されている情報を「ボヤけずはっきりと読めるように」調整しておかなくてはなりません。

 

【具体的な調整の方法】

1.旧来はレンズを外した状態でファインダーを覗くもの、と言われましたが、埃進入のリスクもあるためレンズ装着のままでも良いと思います(レンズを外して...というと砂埃の舞う屋外で取り外す方もありますので...)。

2.天井の照明や、晴天の空(但し太陽を見てはいけません)を画面いっぱいに入れ「画面が全面真っ白」になるようにする。この場合、フォーカスは合ってないほうが良いかもしれません。

3.フォーカシングスクリーン上に見える「AF用の枠」や「測距点の枠」あるいは「スクリーンのザラつき」が最も鮮明に見えるように調整します。

4.調整ノブは最適な位置を越えて過剰に動かしながら、徐々にその範囲を縮めながら最もはっきりと見えるポイントに持ってゆきます。

以上、他の方法も多数あると思われますし、どの方法が正解というものでもないので、「被写体とともに表示情報が確実に見える」ように調整することが目的です。


こうして自分の目にピッタリと合わされたファインダーで被写体を見ると、フォーカスが合っているかどうかが鮮明にわかるのではないでしょうか。

「ある日突然、自分の目がおかしくなったのか?と思うほど、ボケた見え方をしていたことがある。」と仰る方がありました。この時には、視度補正調整ノブが衣類か何かによってズレてしまったことが原因だったようです。

初めて一眼レフを入手された方にとっては、そもそも視度補正を調整したことがないのではないかとも思われます。少しの手間はかかりますが、はっきりと見えるファインダーを通して自分の目で被写体を見る。ということの大切さを体験していただきたいと思います。

ピント調整をAF(オートフォーカス)に任せておくのは問題ありませんし、イマどきのカメラではファインダーを通して自分でMFするよりもよほど正確です。ですが、その見え方を自分の目で確認する作業は必要です。そもそもAFが発達する以前には自分の目以外に信用するものは無かったわけですから。自分の目のチェックの意味でもファインダーの見え方はベストな状態にしておく...。これは常識ではないでしょうか。


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